薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

産廃処分場って、どんなところ?

2015年11月10日 | 日記

午前中に立ち寄ったサンプラザにある市原市観光協会で手にしたパンフレット。

「自然探索ルート、梅ケ瀬渓谷・大福山」

自然を満喫できるハイキングコースが紹介されています。

が、その向こう(君津市)には広大な産業廃棄物最終処分場があるのをご存じでしょうか?

午後から市民ネットワークの6名で、処分場にGO!

車を走らせていると、先日視察した小湊鉄道の里山トロッコに遭遇!

車内大盛り上がり!一瞬、観光気分になっちゃいました。

 

さて、現地に着くと概要説明。

環境大臣賞を受賞した新井総合施設株式会社。

環境保全のために先進技術を取り入れた説明が、熱く繰り広げられました。

60ヘクタールの広大な土地に第1期・第2期の埋め立て地が。

すり鉢状に造成した埋め立て地に廃棄されるのは

産業廃棄物14品目(燃え殻・汚泥・廃プラスチック類・紙くず・木くず・繊維くず・動植物性残さ・ゴムくず・金属くず・ガラスくず・コンクリートくず・がれき類・ばいじんなど)

一般廃棄物12品目(燃え殻・廃プラスチック類・紙くず・木くず・繊維くず・ゴムくず・金属くず・ガラスくず・コンクリートくず・がれき類など)

この下に廃棄物が埋まってるんですよ。

 

これは降雨による浸出水を防ぐために遮水シートが張られているところ。

浸出水を出さない工夫は勿論ですが、出た浸出水は調整槽で処理され消毒をして放流しているとのこと。

そしてこれから1期・2期の埋め立て200万㎥に相当する第3期の埋め立て地が作られようとしています。

この写真の背部が第3期の埋め立てになる所。

私の左にいる県議・山本友子さんが「この光景は見納めかも」と、車を止めて撮影しました。

 

人の営みがあって生まれる産廃。

それを作っているのは私たちだけど、処分場には良いイメージが持てない・・・。

勝手ですよね~。

でも、ここは水源地。環境が守れる処分場であり続けてほしいと願うばかりです。


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