薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

本当のバリアフリーって?

2015年02月27日 | 障がい

ここ数日、通信98号と県議・山本友子のリーフレットを地域ごとの配布ボランティアさんに届けています。

お届けにあがると 「県議選もうすぐですね。頑張ってください。応援しています。」 と温かいお言葉。

「これくらいしかお手伝いできなくて・・・」と申し訳なさそうにおっしゃる方・・・いえいえ、人とのつながりが大切なんです。たとえ10部でも手伝って下さるお気持ちが有難い。

事務所にもどる途中に立ち寄った戸田コミュニティーセンター。

そのエントランスを見て嬉しくなりました。

見て下さい! スロープが真正面につけてある!

多くの建物は右側に見える手すりに沿ったスロープだけなのに、ここは「正面からどうぞ」と迎え入れてくれている。設計のコンセプトを感じますね~。感動しました。

車椅子が必要な息子がいると、こんな視点で建築物を見てしまうんです。

市内の某ショッピングセンターは車椅子専用の駐車場に屋根までつけてくれている。でも、ハッチを開けようとしたら屋根の支柱にあたって車椅子が出せない。車止めの位置、考えてなかったのかな?

高齢化が進む中、車椅子を使用する人は増えてきます。スロープや車椅子専用駐車場の設置というハード面だけがバリアフリーとは言えません。

大切なのは「心のバリアフリー」。 その最たるものが「お節介の精神」ではないでしょうか。

設備も福祉サービスも、お節介の精神があれば必要ないのかもしれませんね。


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