市原市では行財政改革を進めるために、事務事業の徹底した見直しが図られることになりました。
一つの事業について取り組みを担当課が説明し、コーディネーターが進行役を務め、5人の点検員が質問して判定する市原版事業仕分けといったところでしょうか。
1300の事業については他部署の職員が点検員になり判定を下しますが、市民にとって分かりやすい100事業に関しては、無作為抽出で選ばれた市民が点検員になって判定をします。
そのために市民点検員の方は、研修を受けています。
今日は職員が点検員。
他部署の職員とはいえ同じ市職員がどこまで質問をぶつけ判定するのか、興味津々で傍聴しましたが、いやーこれって議員がやるべき仕事じゃない?って思ってしまいました。
もっと効果的な手段は考えられないのか、明確な目標設定が必要ではないか、評価の仕方を検討する余地があるなど、点検員の質問に習うことがたくさんありました。
質問が出終わると、「廃止・凍結」 「要改善」 「継続」の判定が下され、その結果は一覧表に記入されます。
リアルタイムで結果が分かる工夫に感心。
幾つかの事業仕分けを傍聴して感じたことは
まず説明員が事業について堂々と述べなければ、事業そのものが曖昧に見えてしまう。熱意が感じられなければ取り組んできた想いが伝わらない。
次に、進行役のコーディネーターの力量次第で幅広い質問を引き出し、説明員の想いも引き出せる。
議員のスキルアップにも共通するところがあり、できるだけ傍聴したいと思っています。
次回は7月21日。
市のホームページに掲載されていますので、興味のある方は是非傍聴にいらして下さい。