スタッフ日記

トムスクラフトのスタッフが、いろんな事を書いていきます。

トラブル

2009-04-07 | ツーリング
 ツーリング中のトラブルというのは常にあります。

 先日のマチマチツーリングでも、二つのトラブルがありました。

 まず起こったのが、前転王さん「前輪スポーク抜け」



これは私もちょっとビックリしました。このホイールのスポークはストレートスポークで、ホイールが2mmほど変形すればハブから抜けてしまっても仕方ないのですが・・・きっとそれだけホイールが変形したと同時に別の方向への力が加わったのでしょうか、スポークがハブのフランジから外れてしまいました。

 現地では、ニップルを緩めてはめ直し事なきを得ましたが、完組ホイールの常で1本スポークがだめになることで即、振れが出たようです。

 前転王さん、どんな衝撃的なことが起こったか今度説明してください。


 次に起こったのが、Hさんのリヤディレイラーのハンガー曲げ。コース上にある枝を巻き上げてリアホイールに入ってしまったようです。

 これは、山を走っていると頻繁に起こります。前輪で跳ね上げた枝が後輪に絡まるのです。だから出来る限り枝は前輪で踏まないようにしましょう。真直ぐな枝より弧状の枝が曲者です。

 今回は、クロモリフレームでディレイラーハンガーが交換できないので、現地での曲げ直しはやめて調整で一応走れるようにしました。(Hさん、お店できちんと修正してください)

 さて、このような枝の巻き込みはある程度は防げるのですが、防ぎようの無い場合があるのも事実。私も一度前走者が巻き上げた枝を巻き込んだことがあります。(近づきすぎというのもありますが・・・)

 そこで、以前にも書いていますがディレイラーハンガーが交換できるタイプの自転車の場合は、購入時にスペアのディレイラーハンガーを購入しておきましょう。そしてそれは、常にザックの中に忍ばせて置きましょう。

 当店で購入いただくお客様で、街乗りだけという方もいらっしゃるので、積極的にスペアディレイラーハンガーの購入は勧めていませんが、言っていただければご用意いたしますので、よろしくお願いします。