編み上げブーツに出し縫い

　編み上げブーツに出し縫いをかけました。

“出し縫い”とは「ウェルト・ミッドソール・本底」を縫い合わせるステッチです。



こんな感じです。

持って行く出し縫い屋さんなんですが、行く度に「厚いな～！」って言われます。
年配の職人さんなので“行く度”でもＯＫです！（笑）


トンリョウでは基本的に“シングル”という縫い方をしています。

この場合の“シングル”とは踵廻りを縫わない縫い方です。

糸の始めと終わりは写真のように糸が残ります。
下糸を引っ張り上糸を下に出してから「チョキン！」と切っちゃいます。


裏側はこんなです。

出し縫いをかける前にヒールの付く部分をペーパーがけしておき、接着剤が付くようにしておきます。

今回使用する本底は USA vibram #700 の黒です。
アッパーがグリーン＆ブラウンのコンビや、ウェルトがブラウンだったりですが、
本底はブラウンを使わずに“黒”です。
本底をブラウンにすると若干“しまり”のないブーツになっちゃうと思うし、何よりお客さまの希望なので。
でも黒は大正解だと思います。


あとはヒールの加工・取り付けです。


まだまだ気を抜かずに進めます！




トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。




価格　：　ラスト(木型)代　　￥ 20,000（税込￥21,000）　※初回のご注文の場合は必要になります。
　　　　　　ブーツ代　　　　￥115,000（税込￥120,750）～


　
連絡先等は
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Tong Liao （トンリョウ）
〒270‐2212
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電　話 ： 04-7361-8810
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