<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

演出

2008年12月08日 | ジュリー
ドーム公演が決まってからはいろんな希望を含んだ憶測が飛び交ってました。

かくいう私も、今までのバンドメンバーや井上さんに大野さん、EXOTICSのメンバー、たくさん、舞台に上がってくれるものとばかり思ってました。
でも、きっとジュリーはそういう人たちへの感謝は、別な形で行っているに違いありません。

ザ・タイガースに関しては、5人そろわないと復活はない、と断言しておりましたからあきらめていましたが、何かしらの演出はあるものとばかり思っていました。
ところが、本人が80曲歌うと口にしてからは、時間的にゲストとか他の演出は無理だ!と確信しました。
それでもまだ、MCの時間が2、30分取れるんじゃないかと甘いことを考えていたのです。
京セラでその考えはことごとく打ち壊されました^^ヾ
なにせ、休憩時間さえまともに取れなかったのですから。
京セラは9時半以降は音が出せないと言われてましたから、ジュリーも相当焦ったと思います。
後半、肝が据わったように見えたのはそのせいでしょうか。
たぶん、食べたり飲んだりする暇はなかったと思います。息を整えて、トイレと着替えを済まし、何か少しでも口にしたでしょうか。
私たちもおにぎり一個食べるのが精一杯でした。

ですから、東京ドームはそういう京セラの経験を活かし、ジュリーは腹をくくっていました。
休憩なんかいらない、最初から最後まで突っ走る、死ぬ気でやりとげる、と。
その決意は私たちに伝わってきましたね。あんな姿を見せられて感動しない人はいません。
ジュリーは自分はがんばらないといつも言うのは、がんばりすぎる自分を知っているからですね。
がんばって、と言われると、いやだ!と思いながらもがんばっちゃって、興奮しすぎてコントロールできなくなっちゃうからではないでしょうか。

ただ歌とバンドメンバーの演奏だけを聴かせるという、究極のシンプルな演出をジュリーはいつ決めたのでしょうか。
本当はちょっぴり楽しいことも考えていたのかもしれません。でも、最終的に決めたこの演出が実は一番ジュリーらしく、そして、一番情熱的で、一番真実のジュリーを魅せてくれました。
100%以上の成功のドーム公演だったと思います。

伝説のカリスマが、新たな伝説を作ってしまい、ジュリーの望む、望まないにかかわらず、またもや頂点に君臨するシンガーを決定づけてしまいました。
燦然と輝く太陽のような存在、ジュリー。
すべての宇宙はあなたを中心に廻ってます。^^v
コメント (4)
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