EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ファーストアルバム 80年代のヨーロッパ盤CD

2016-06-24 16:07:29 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ファーストアルバム 80年代のヨーロッパ盤CD


表側


裏側

このシリーズを取り上げるのは、3度目です。

当ブログを始めた頃に、このシリーズの「タルカス」を取り上げて、
価格表示シールに「ヨーロッパ盤」と記されていたので、
それにちなんで、「ヨーロッパ盤」とタイトルにつけました。

現時点で、初めてタイトルを付けるとすれば、
80年代のドイツ盤という事になるかと思います。

同シリーズの「トリロジー」も取り上げていますね。
その時は、ジャケットの文字が普通の字体に簡略化されている事を、
見てもらいました。

この80年代の西ドイツ盤ですが、
マニアの間では、すこぶる評判が良いようです。

私は上手な表現が出来ないのですが、
大雑把に言うと、
もっとも、レコードに近い音が、
キレイに再現されているというのが、
マニアを惹きつける理由のようなのです。

私自身は、オーディオ装置にこだわった、
レコードの再生をしていたわけではないので、
それについてはよく解りません。

このジャケットの色は、
どちらかと緑っぽい方だと思いますが、
薄い色に見えるのは、
私の技量のせいではなくて、
実際、薄い色をしています。

CD盤は、マンティコアマークが入っていますが、
それ以外に、どのようなレーベルが関与しているのかが、
今ひとつ、解りにくいところがありますね。

タワレコ渋谷店で「タルカス」を購入した時などは、

「マンティコアマークというのは、会社が無くなっても、
使用できるマークなのだろうか?」

とか思いつつ、
80年代にワーナーさんからリリースされていた、
CDの盤面には、アトランティックのマークが入っていたので、
当時は、かなり珍しい物を見た感じがしたわけです。


CD盤面

当ブログで取り上げた、
ピート・シンフィールドのアーク・エンジェル誌でのインタビューから、
推察するに、マンティコアマークも、
スチュワート・ヤングが管理しており、
その管理の元で、西ドイツで制作されたものかも知れません。

以上。

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EMERSON LAKE & PALMER ファーストCD ATLANTIC米日盤を比較する

2016-05-18 09:36:56 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
EMERSON LAKE & PALMER ファーストCD
ATLANTIC米日盤を比較する


EL&Pの初期のCD盤は、ATLANTICからリリースされ、ワーナーの初期の日本盤も、
それに倣ったデザインになっていると思い込んでいました。

それは、おおよそは、その通りでありまして、
CD「展覧会の絵」の米日の初回CD盤のジャケットデザインを見ても解る通り、
ジャケットの内側のデザインが表側に使用される等、
ほとんど共通していました。

ファーストアルバムに関しては、
アナログ盤のジャケットの色が、
ほぼ、2種類に分類される事を、当ブログで述べた事がありますが、
プラケースCD化された時に、
ワーナーさんとビクターエンタテイメントさんで、
色合いが異なっている事も書きました。

今回、たまたま、
ATLANTICのマークが入っている、
ファーストアルバムのプラケースCDのジャケットの色合いが、
米日で異なっているという事を知りました。


上 米盤
下 日本盤


また、プラケースの裏側に関しては、
記載している文字の色が全く異なっている事に気づかされました。


上 米盤
下 日本盤


当時、ワーナーさんは、ATLANTICのCDのジャケットデザインを、
普通に踏襲したのだと思い込んでいましたが、
違いが一目でわかる痕跡を残していたわけです。

おそらく、ワーナーさんとしては、
米ATLANTICのプラケースCDのジャケットの色が、
国内アナログ盤のジャケットの色と異なっていたので、
あくまでも、国内盤ジャケットの色合いに近いものを制作しようとしたのだと、
思われますね。

以上。

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ファーストアルバム 初期の国内CD盤

2016-02-24 11:44:11 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ファーストアルバム 初期の国内CD盤



プラケース仕様のCDで、
帯無しの品物になります。

フォーエヴァーヤングシリーズのCDか、
初回帯仕様のCDかは、番号をきちんと調べていないので、
解りませんが、
先般、取り上げた「トリロジー」のワーナー初回の番号(32XD-749)
から判断すると、
このCDの番号は、(32XD-748)なので、
国内では初めてのファーストアルバムのCDと思われます。

ワーナーさんのCD化の順番としては、

「展覧会の絵」と「恐怖の頭脳改革」が、
シール帯でリリースされた事が始まりです。

「レディース&ジェントルメン」や、
「ラヴ・ビーチ」、「ELP・イン・コンサート」
の初回CDのリリースは、
フォーエヴァーヤングシリーズが終了した後でしたので、
この3点に関しては、
おそらく、フォーエヴァーヤングシリーズCDが存在していないと思っています。

このブログでは、フォーエヴァーヤングシリーズCDに関しては、
「トリロジー」と「恐怖の頭脳改革」を既に取り上げていますが、
それ以外は、まだ、取り上げていませんので、
今後、登場する事もあるかと思います。

(もはや、どの品物が取り上げ済みか、何が自宅に存在しているのかも、
充分に把握しているとは言い難くなってきております。



ジャケットは、ペラ紙の二つ折りになっており、
それとは別に、四つ折りの解説用紙が入っています。
これは、アナログ盤時代の黄色ではなく、白い色の解説用紙ですが、
解説内容はアナログ盤当時のものを使用しています。

このCDは一昨日の朝ではなく、
本日、車に積んできたものなのですが、

車に乗って家を出てから、
CDをちょっと聴いてから、
NHKFMのニュースを途中から聴きました。

秋田県のローカルニュースの後で、
クラシックの番組が始まるのですが、
まさか、「ナイフ・エッジ」の原曲である「ヤナーチェクのシンフォニエッタ」が、
トップで流れてくるとは思わず、ちょっと驚き!

今日は、なかなか味のあるスタートを切ったと言えるかも知れないです。

ここで、自分自身のタイミングの良さを、
「ラッキー・マン」と言っても、オヤジギャクの部類になると思うので、
こちらは、まだまだ寒い2月なので、やめておきますわ。

以上。

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ラッキーマン シングルレコード オランダ盤のレーベルについて

2015-07-23 13:52:28 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ラッキーマン シングルレコード 
オランダ盤のレーベルについて


半年ぐらい前に、ラッキーマンのシングルレコードのオランダ盤を取り上げました。
その品物は、写真入りのスリーヴも付属していたものですが、
今日取り上げるのは、ホワイトスリーヴに入ってきたシングル盤です。

これは購入してみたら、
写真入りのスリーヴが入っていなかったというわけではなくて、
最初からレコードのみで売られていた品物です。
お買い得だったので抱き合わせで求めてしまった次第。

写真入りスリーヴがついていた品物を購入する時には、
販売者がオランダ盤と称しておりましたし、
掲載誌等をみてもオランダ盤になっているので、
それは間違いないようです。

写真入りスリーヴにも、レーベル面にも、オランダ盤を推定させる印刷がないのです。

このホワイトスリーヴに入っていたシングル盤ですが、
発売者がオランダ盤と称していましたし、
オランダ盤のレーベル面にとても似ていたので、間違いはないだろうと思っています。

但し、
バンド名の表記の仕方が、
写真入りスリーヴのものと異なっていました。


写真入りスリーヴに入っていた
レコードのレーベル面



ホワイトスリーヴに入っていた
レコードのレーベル面


レーベルの外側に刻印されているマトリックスナンバーと称される番号は、
全て同じでしたので、
どちらのレーベルが最初に作られたかは解りませんが、
バンドデビューにも関わらず、最初から「E.L.P」だけを表記していたのでは、
しっかりとしたバンド名が浸透しにくいというのはあるでしょうね。

私は購入した品物が届く度につぶさに観察をしているわけではないのですが、
このバンドが好きなためか、
バンドに関わる品物の画像が脳裡にスッと入ってきやすいのでしょう。
同じモノを求めても何だか以前のモノと違うという時に、
見比べてみたくなるのです。

以上。

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ラッキーマン シングルレコード ベルギー盤

2015-07-04 15:21:41 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ラッキーマン シングルレコード ベルギー盤



このベルギー盤に関しては、
日本のシングル盤と同じように、
レコードを収納するスリーブと、
ジャケットが別になっています。

ジャケットはペラ紙の二つ折り。
但し、内側には何も記載されておりません。

レーベル面は、
「ピンク地に白いI(アイ)マーク」より以前のアイランドレーベルのデザインですね。



ジャケットを載せてある書籍等の写真は小さいので、
凝視しないと解らない事もあるわけですが、
このジャケットなどもその部類に入るでしょう。

メンバーの写真の頭部が、
1つずつ、「描かれたピン」で止められています。



バンド名やタイトルをつけて、
見栄え良く写真を配置するだけで終わっていないわけですね。

裏側は、ファーストアルバムのジャケットの写真です。



ドイツ盤の見開きと同じようなジャケットの、
外側と内側を載せています。

ベルギーのファーストアルバムの初回盤も、
ドイツ盤とファーストアルバムの仕様と同じなのかも知れないです。

以上。

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EL&P ファーストアルバム 西ドイツ 初期盤

2015-04-09 11:16:23 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
EL&P ファーストアルバム 西ドイツ 初期盤


ダブルジャケットの内側


インナースリーブはホワイト
その中に入っている透明なパラフィン紙のような紙が、
レコードを覆うようになっている
ゆがんで見えるのは、その透明な紙の上から撮ったため


EL&Pのアナログ西ドイツ盤に関しては、
英国オリジナルジャケットとは微妙に異なった仕様のものを制作している場合がある事は、
恐怖の頭脳改革のアナログ西ドイツ盤を取り上げた時に、
少し書きました。

西ドイツ盤のファーストアルバムのジャケットの特徴に関しては、
mixiで知り合った和歌山の友人から教えてもらうまでは、
全く解らなかったのですが、
それ以後、何とか一目見てみたいと思いまして、ネットでさがしました。

このブログを始める以前に、
mixiの日記上で、入手できた西ドイツ盤を取り上げたのですが、
このブログにも残しておこうと思いました。

この西ドイツ盤のダブルジャケットに関しては、
単に私が知らなかっただけで、
ネット上で検索をすると、ブログに取り上げていらっしゃる方もいましたね。

西ドイツでは、これまで取り上げたように、
ラッキー・マンのシングルレコードもジャケットを変えて数度に渡ってリリースしていますが、
その始まりというのが、
このファーストアルバムのダブルジャケットだったという事になるのでしょう。

この西ドイツ盤のジャケットの外側は、
紫っぽい色を基調とする英国オリジナルの色とほぼ同じです。

ネット上で見かけるジャケットの表側と裏側が1枚の絵になっている画像は、
この西ドイツ盤のジャケットを見開いた状態にして撮影しているものもあると思います。

ファースト以後の、
タルカス、展覧会の絵、トリロジーは、
オリジナルがノーマルなダブルジャケットなので、
特に変化はつけてないようです。

ちょっとした変化をつけるのが、西ドイツ時代の特徴のようですが、
後期盤になると、省略をしてしまうケースもあるようです。

以上。

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VIRGEN IMPORT LUCKY MAN シングル盤

2015-02-23 12:14:22 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
VIRGEN IMPORT
LUCKY MAN シングル盤



ジャケット


裏側


レーベル面
1975との記述あり



レーベル面拡大
OLDIES SERIESとの表記


このシングルレコードが、どのような経緯の元に生み出されたのかは、
全く解らないのですが、
レコード盤そのものは、アトランティックレーベルであり、
スリーヴにあたるジャケット裏には、ヴァージンレーベルのマークが入っていますね。

想像の域を出ないのですが、
ヴァージンという会社の成り立ちと社史を見てみると、
このような組み合わせの品物が存在する事は充分にありうる事かも知れないと思いました。

ヴァージンレコードは、マイク・オールドフィールドのチューブラー・ベルズをリリースして、その名を知られる事になり、
プログレ系のアーティストを幾つか抱えてはいたのですが、
経営難に陥っていたようです。
そこから脱却できるきっかけになったのが、
セックス・ピストルズとの契約によるファーストアルバムのリリースだったとの事。

その経営難の渦中に、
アトランティック傘下にいたアーティストの一部のレコードの販売を、請け負ったとも考えられます。

この星条旗を模したジャケットですが、
上部の「LUCKY MAN BY EMERSON, LAKE AND PALMER」の文字だけ、
異なったインクで、後から印刷されたような感じの少々ムラがある仕上がりです。

この部分にアトランティックレコードのいろいろなアーティストを埋め込んで、いろいろなシングルを発売した時期があったのかも知れませんね。

本当の事は解りませんが、レコード会社を維持するため、少しでも利益を確保するために、
行われた仕事の一つである事は確かだと思います。

以上。

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ラッキーマン シングルレコード オランダ盤

2015-01-16 16:35:44 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ラッキーマン シングルレコード オランダ盤



スリーブタイプ






レーベル面
ドーナツではない


他国のラッキー・マンのシングルレコードの中では、
比較的知られている方に入るのだと思います。

書籍、「プログレッシヴ・ロックの70年代」にも、
確かカラーで出ていたはずです。

LP本体が紫色っぽいので、
迷わず紫色を基調にしたジャケットにしたのかも知れません。

デビューシングルのジャケットとしては、
バンドの名前をリスナーに刻印する事も必要ですから、
このジャケットの「E.L.P.」の文字は紙面に占める割合も大きく、
かなり鮮烈です。

それと、メンバーの写真をジャケットに印刷する事で、
「E.L.P.ってどんな顔?」
が一目瞭然のジャケットですね。

その意味では売り込みの勢いが感じられるジャケットです。

以上。

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Lucky Man シングルレコード 西ドイツ盤 Part 3

2014-12-02 11:40:20 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
Lucky Man シングルレコード 
西ドイツ盤 Part 3


西ドイツのラッキー・マンのシングル、3回目になります。

一つの国で、同じタイトルのシングルレコードが、
リリース時期ごとにジャケットも変化するという例ですが、
このシングルレコードは、
雑誌等のELP特集のディスコグラフィー等には、
よく載っているので、そんなに珍しいものではないと思います。




レーベル面と落書き

マンティコアレーベルに移ってからの再リリースで、
「ラッキー・マン」と「ナイフ・エッジ」が収録されています。

ジャケットに使用されているのは、
頭脳改革ライヴの写真。

ジャケットデザインとしては、
かなり大雑把な感じがします。



裏面はこのシングルリリース時までのアルバムが、
掲載。
赤色のELPマークがやや鮮烈です。

当時、バンドにはセールス的にも勢いがあったので、
それに乗じて、
ラッキー・マンのシングルも再発売したといったところかも知れないです。

以上。

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ラッキー・マン 米国 ラジオ用 シングル盤

2014-10-24 19:16:32 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ラッキー・マン 
米国 ラジオ用 シングル盤



リリース会社の名称も記されていない、
わら半紙のようなスリーブ
オリジナルスリーブかは不明




ウィキを読むと、
グレッグ・レイクは米国で、
キング・クリムゾンより売れるバンドを作りたかったという事も書かれていますが、
その目論見を成功させるための役割を果たす事につながった曲とも言えます。

同時に、この曲が多くのリスナーに知られた事により、
キースはバンドのカラーがラッキー・マンで定着する事を危惧して、
タルカス制作に燃えたような話を聞いた事もあります。

今では、どちらも、EL&Pを語る上では、
欠かす事のできない曲なった事を考えると、
ラッキー・マンが知られた事が、
バンドとしてのEL&Pが継続するための、
出発点であったとも言えますよね。

米国のラジオ曲では、このシングル盤をかけていたのでしょうね。
それが直接的原因かは別として、
結果として、クリムゾンのファーストアルバムよりは、
EL&Pのファーストアルバムのチャートが上位だったとの事。

レコード盤は、両面ともラッキー・マン。
ショートヴァージョンとロングヴァージョンがそれぞれ収録されており、
アルバムに収録されているのは、ロングヴァージョンですね。

もしかしたら、
私はショートヴァージョンなるものを聴いた事がないかも知れないです。
RAZOR & TIE盤に入っていたような気もしますが。
後で確認しなくては。

以上。

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ラッキー・マン シングルレコード 西ドイツ盤 PART2

2014-10-03 10:57:53 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ラッキー・マン シングルレコード
西ドイツ盤 PART2




ジャケット表
ジャケット、レーベル面ともに、
インクで所持者の印?



ジャケット裏


レーベル面

ラッキー・マンのシングルレコードの西ドイツ盤は、
今年の7月に取り上げたのですが、
これもまた、ラッキー・マンの西ドイツ盤のようです。

レーベル面から判断すると、
7月の品物よりは、後にリリースされたものなのでしょう。

エマーソン、レイク&パーマーの人気の上昇と共に、
ジャケットデザインを変えたシングルを再度リリースしたとみたいです。

レーベル面は、
お国別の初期のアルバムを取り上げる時に、何度か出てきましたが、
アイランドのレーベル面でも、「Palm Tree」と呼称されているタイプのものですね。

先に取り上げたシングル盤では、メンバーの写真が全くなかったのですが、
それと一線を画すためか、このスリーブタイプのジャケットでは、
表側も裏側もメンバーの写真を使用していますね。

ただ、このジャケット写真の配置の仕様は、
ヨーロッパの他の国のラッキー・マンのシングルジャケットを踏襲しているようです。

そちらの方は、ELPが含まれた企画雑誌のディスコグラフィーのカラーページ等で、
よく見かけるもので、
オレンジ色系の配色をしてある、ちょっとだけカラフルなものです。
そのうち取り上げるかも知れないですが、
それに比して、このジャケットはやや地味とも言えます。

以上。

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ビクターエンタテイメント ファーストアルバムCD プラケース盤

2014-09-11 13:25:59 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ビクターエンタテイメント 
ファーストアルバムCD 
プラケース盤



レンタルアップ品
ブックレットも
ホッチキスの針での製本箇所から、
表紙がはずれています


90年代に、エマーソン、レイク&パーマーのアルバムの発売が、
ワーナーからビクターエンタテイメントに移り、
ベストアルバム以外の過去のアルバムが全て再リリースされました。
ワーナーさんとの大きな違いとしては、歌詞の翻訳が添付された事ですね。

これは英語の勉強をおろそかにした努力不足の私にとっては、
とてもありがたい事でした。

とはいえ、
「レコードで所持しているものをCDで購入してどうするの?」
みたいな意識がまだ心のどこかにありましたので、
再リリース品をポンポン購入する流れにはなりませんでした。

それでも、ビクターエンタテイメントさんの力の入れようは、
レコード店の店頭で帯をチラチラと見ているだけでも、
伝わってくるものがありました。

レコード店の陳列状態を見ても、
帯のデザインが統一されていたので、
ラックに並べているのを見ても、
解りやすくてスッキリした感じの印象を受けます。

ビクターエンタテイメントさんの気合いの背景としては、
バンドがリアルタイムで存在していたというのは、
かなり大きいですね。

アルバム「ブラック・ムーン」そのものは、あまり売れなかったのかも知れませんが、
EL&Pというのは、瞬発時の勢いというのがあるようです。

このブログでも幾度と無く述べてきたように、
初登場で、オリコンチャート第16位を獲得してしまったのですから、
これには私もビックリしましたし、
キーボードマガジンの編集後記でも、
想像もしなかったチャートアクションに驚いた様子が少し記されておりました。

ただ、売れ続けるには別の要素も絡んでくるので、
この記録は、
伏流水のように潜んでいたバンドの人気が、
一挙に吹き出した感じの一時的な現象であったと思われます。

それでも、次のアルバムの内容次第では、「ブラック・ムーン」よりは売れるかも知れないという期待も、
私の中では、かなりありました。

このブログでは、
EL&Pのアルバムのジャケットの色合いが、
その時々、あるいは制作国によって異なるのは、飽きるほど述べてきましたが、
このプラケースCDのジャケットも、
ワーナー時代のジャケットの色合いとは異なります。
次にリリースされる国内盤初の紙ジャケットも、
この色を踏襲する事になりました。

私に限らないと思いますが、
最初に見たジャケットの印象というのがあり、
それから長いこと見慣れているジャケットの色が基準になってしまうと思うわけです。

そのため、ファーストアルバムはワーナーのアナログ盤の、
紫色っぽい色調の方が好みになりますね。

これはこれで悪くはないのですけど。

以上。

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ラッキー・マン シングルレコード 西ドイツ盤 

2014-07-23 09:10:00 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ラッキー・マン シングルレコード
西ドイツ盤
 



ペーパースリーブジャケット
状態は良いのですが、
横割れしています




Tomorrow's people are playing now
プログレッシヴロックという言葉は日本で生まれたとかいうけど、
本当にそうなのかな?
この裏ジャケットはなかなか趣があります



レーベル面

アルバムジャケットデザインを、
そのまま踏襲したタイプのラッキー・マンのシングルジャケットって、
あまり見た事がないのですが、
これがそうですね。

これが西ドイツのラッキー・マンのシングル初回盤かどうかまでは精査はしていないのですが、
初期の頃のものであるとは思います。

ジャケット裏側にメンバーの写真を持ってきても良さそうなものですが、
ファーストアルバムの方がダブルジャケットで、
内側がメンバーの写真入りの作りになっているので、
あえて写真を使わなかったのかも知れません。

西ドイツ盤ではありますが、
アイランドレーベルのピンク色と白抜きのiマークは、
ある種の魔力がありますね。

以上。

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ファーストアルバムプラケース仕様のCD盤について

2014-05-24 09:30:24 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ファーストアルバム
プラケース仕様のCD盤について


90年代になって、EL&Pの国内盤CDは、
発売元がワーナーからビクターエンタテイメントに移りました。

輸入盤もアトランティックからヴィクトリー・ミュージックへと移ったようです。

ワーナー時代のCD盤のデザインは、
ほぼ、アトランティックのものを流用していました。

プラケースの中に収納されているジャケットの紙のデザインなどもそうです。

CD盤をリリースするにあたって、
アナログ盤のジャケットデザインをベースとし、
タイトルが映えるような縮小、
タイトル文字の移動、
アナログ時代のジャケットを部分的にカットする等、
アルバムごとに様々な試みが行われていました。

アナログ盤時代も、お国ごとに、ジャケットが微妙に異なる事は、
このブログにおいて何度か述べてきており、
それも楽しみの一つではあるのですが、
復刻盤のジャケットで、あまりにも酷いものだけは、
遠慮無く批判もしています。

今回取り上げたファーストアルバムのプラケースCDに収納されているジャケットは、
ワーナーやアトランティックのプラケースCDのジャケットとは色合いが違っており、
これはワザとそうしたというよりも、アナログ盤時代から二種類の色が存在していたようなので、
違うものを選択したという事なのでしょう。

ビクターエンタテイメントとヴィクトリー・ミュージックは、
キースのインタビューによると、ブラック・ムーンリリース時には、ビクターエンタテイメントの傘下に、ヴィクトリー・ミュージックがあったようですが、
洋楽アーティストのアルバムに関しては、
ヴィクトリー・ミュージックが抱えているアーティストの製品が、
日本のビクターエンタテイメントで発売されるという事だったと思うので、

CD盤のデザインが同じ場合、ビクターエンタテイメントが流用したのではないかという見方も間違ってはいないでしょう。

ただ、このファーストアルバムのプラケースCD盤に関しては、
ジャケットの色とデザインはほぼ同じで、
CD盤の基本的なデザインも同じなのですが、
ベースとなる色が異なっていますね。


上 ヴィクトリー・ミュージック
下 ビクターエンタテイメント レンタルアップ品


このCD盤のデザインを全く同じ仕様にして、
ベースとなる色だけ微妙か大胆に変えるという遣り方は、
90年代に米国製と英国製の間でもあったようです。

それはまたの機会に取り上げます。

以上。

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ファーストアルバム K2HD盤

2014-04-17 11:30:49 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ファーストアルバム K2HD盤


白いシールのキースの公演の月日は、
一部間違っているとの事


K2HD盤は、2005年のキース・エマーソン・バンドの来日に合わせて、
ファーストからELPイン・コンサートまでのアルバムがリリースされました。

このブログでは、タルカスの紙ジャケットCDの厚みを比較する際に、
K2HD盤の写真を載せた事があります。

K2HD盤のジャケット装丁の最大の特色は、この金色の帯ですね。

金属の「金」の値打ちが根底にあると思いますが、

金色というと、
私の幼少時代には、
クレヨンとか水彩絵、色鉛筆などで、
金色が入っているか、入っていないかという事が、
ステータスと言わないまでも、
そのセットが豪華であるか豪華でないかの指標と言えました。

家庭の都合で、金色の入ったものを所持する事ができず、
金色のものを所持しているクラスメイトから心ない発言をされたりした場合、
心に傷を負ったりするケースもあるわけです。

90年代は、
トレーディングカードの当たり(ラッキーカード)が出ると、
ゴールドカードが頂戴できるという得点もあったりして、
送付されてきたものは、ちょっとしたエンボス加工が施されている、
金色しか用いていないカードだった事があります。

このような少年時代の体験や、
日常の出来事の背景というのがあって、
それは人によって異なるでしょうが、
帯が金色だと無意識に豪華なものとして受け止めたりする方もいるかと思います。

現在、この時のK2HD盤のシリーズが入手困難かは調べていないので解りませんが、
オークションでは、「希少ゴールド帯」というタイトルをつけて出品している時もあります。

こんな説明の仕方も出品者本人の「金色感」が出ているように感じますね。

で、このK2HD盤の金色帯ですが、

アナログ国内盤を所持していて、
帯を保管している人には説明無用なのですが、
ワーナー時代の帯のタイトル名やバンド名のデザインをそのまま用いながら、
下地を光沢のある金色にし、黒文字にしていますね。

特にファーストアルバムの場合、タイトルの黒文字もベタ塗りではなく、
塗りむらがあるような、クッキリしない仕上がりにし、
アナログ時代の帯の雰囲気を出していますね。

同時期に、90年代に発売された「20bit K2紙ジャケットシリーズ」も再リリースされましたので、
帯の仕様を変える事によって、「20bit K2」と「K2HD」の違いをわかりやすくしようとしたのかも知れないです。

以上。

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