EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

オリコン 1983年12月23日号

2016-09-30 14:16:21 | Carl&GregのエイジアinASIA
オリコン 1983年12月23日号

これまで、カール&グレッグ来日時の、FM誌を2冊取り上げましたが、
こちらは「オリコン」になります。


B4より少し大きい



高校時代から、「オリコン」という言葉を時々耳にする事がありましたが、
その「オリコン」がいかなるものかを目にした事はなかったのですが、
進学して都内で過ごすようになってから、初めて手に取る事ができたわけです。

オリコンを初めて見たのは、1982年の1月か2月頃だったと思いますが、
日本国内におけるシングルレコードのチャートや、
アルバムのチャートを目にした時、
とても新鮮な感じで受けとめたのを覚えています。

「オリコン」の形状は、枚数の少ない新聞紙のカラー版といった感じでした。

本日取り上げた時には、大きめの冊子仕様になっておりまして、
見開きページの中央でホチキスドメがしてあり、
新聞紙のように頁が分離しないようになっていました。

これは中古で購入した品物ですね。

「オリコン」は、
私の中においては、
表紙からも想像できるように、
アイドル等へのインタビュー等、
音楽専門誌とは異なった印象があり、
当時のアイドル雑誌であった、
月刊の「明星」、「平凡」を薄くしたものという認識がありました。

本号では、来日したエイジアが、
見開き上部でカラー写真と白黒記事が掲載されています。


カラー部
83年最大のイヴェントとまで記されても違和感のない売れ行き
ポチると大きくなるよ
若いね


先に取り上げたFM誌とは異なり、
オーディエンスの言葉も取り上げられているのが、
特徴ですね。

掲載されているインタビューによると、
グレッグ・レイクは、
自分がエイジアに参加した事によって、
音がよりプログレッシヴな方向に行けばよいというのが希望のような話をしてはいます。

ジェフリー・ダウンズは、
外国でレコーディングするといろいろ不便だから、
次のアルバムは英国で録りたいと述べており、
セカンドアルバム制作時のストレスを感じさせるものがあります。

これまでのグレッグインタビュー等も参考にしながら考えてみると、
応急的な代打での参加の打診だったとはいえ、
代打で終わらせてくれる雰囲気もなく、
だからと言ってパーマネントメンバーとして確定されたわけでもなく、
なんとなく「宙ぶらりん」の状態で参加している感じがしますね。

コンサートに参加した12名の短いコメントも、
掲載されているのですが、
プログレファンという感じのコメントも混ざっていますね。

こんな感じ。



以上。

キースは他界しましたが、EL&Pを愛し続けて行きましょう。
ポチって応援してくださいませ。

にほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿