BRAIN SALAD SURGERY CD イタリア盤
ペラ紙ジャケット
米アトランティックで「BRAIN SALAD SURGERY」を初めてCD化した頃、
ヨーロッパの国々においても、独自のCDが制作されていたようなのですが、
西ドイツではCD盤面にマンティコアマークを入れ込んだCDを制作していました。
その西ドイツ盤のCDは、
このブログではまだ取り上げていないのですが、
アナログ盤時代の音がもっとも忠実に再現されているとかの理由で、
世界中のEL&Pファンが一押しする、
とても評判が良いモノのようです。
そのため関東の著名な音楽ショップでは、
その音源をCD-Rに収録したレプリカを、
顧客へのサービス特典として用意した事もあるみたいです。
プラケース裏側
本日、取り上げるイタリア盤のCDは、
制作年の記載のないものですが、
ジャケットペラ紙の表面に、
オリジナルのジャケットデザインを無視して、
アルバムタイトルを白抜きで入れ込んだりしていますし、
プラケース裏面にバーコードもないので、
上述した西ドイツ盤のCDと同じ頃に制作されていたのではないかと、
思われます。
昨夜、能代市の鍼灸院に行く道すがら、
車についているCDプレイヤーで聴いてみたのですが、
アトランティック盤や国内のワーナー盤のCDよりも、
何となく、それぞれの音が際立っている感じがしましたね。
CD盤面の印刷だけ異なる、
西ドイツ盤と同じ音源かも知れません。
CD盤面
プラケースCDのジャケットは、
ペラ紙2つ折りなのですが、
アナログ盤に付いていた、
ポスターの写真を、
3面の紙面いっぱいに、
カラーで再現しているのが、
とても魅力ですね。
こんな感じ
内側
裏側と表側
これは米アトランティック盤や、
及び、それをほぼ踏襲していた、
国内のワーナー盤CDジャケットでも、
やっていない事でしたので、
新鮮に映ります。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
コメントありがとうございます。
80年代は、アナログ盤時代のジャケットをCD用のジャケットにする時に、タイトルの解りやすさを重視するという考えもあったのでしょうね。
それで強引に入れ込むという事をしたのかも知れないです。
でも、バンド名は背表紙のみで、
蚊帳の外という感じなので、
この中途半端な感じが、
80年代末期かも知れないですね。
劣化してても一度実物を目視したいという欲求は続きますね。
このジャケにタイトルを押し込むという強引さにちょっとウケてしまいました。
しかしインナーはかなり独特ですね。
購入してみないと分からない面白味が凄く伝わってきました。
一見だけならスルーしてもおかしくないアイテムをしっかりおさえているのはリスペクトです!
各国ジャケ違いは奥深いですね。