ブラック・ムーン カセット サンプル版
アルバム「ブラック・ムーン」は、
国内版のカセットテープも発売されていたようなのですが、
残念ながら、私は未だに見た事がありません。
本日、取り上げるのは、
カセットテープのサンプル版という事になります。
ビクターエンタテイメントさんで、
全てのカセットテープのサンプル版を、
このような感じで制作していたかは解りかねますが、
数ヶ月前に取り上げた、
エマーソン、レイク&パウエルのサンプル版カセットよりは、
かなりクッキリしています。
インデックス表側
裏側は無地です
カセット本体
文字が書かれている部分の下地は、
シルバー色です
インデックスの折り返しの部分
社名がきちんと入っています
インデックスの背表紙にあたる部分
ヴィクトリーミュージックのロゴも入っていますね
カセットテープのサンプル版が作られた背景として、
「ブラック・ムーン」は、
国内盤のレコードが制作されなかったわけですが、
発売時期にはカセットテープで音楽を聴く音楽愛好家も、
今よりは遙かにいた事があげられます。
あと、収録曲の文字が羅列された、
絵柄のないインデックスの表側を見ていると、
音楽会社が楽曲に、
独自の日本語タイトルを入れなくなった事を、
改めて感じますね。
ひょっとしたら、
アーティスト本人達の意向というのもあるかも知れませんが、
音楽会社の想像的な仕事が1つ減った感じです。
「頭脳改革」とか、
「悪の教典」等は、
とても気に入っている日本語タイトルであり、
当ブログで記事を書くときも、
頻繁に使用しています。
私自身は、漢字が混ざっていた方が、
タイトルを覚えやすいと言うのはありますね。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
コメントありがとうございます。
アメブロでこのブログの告知ブログを書いており、そちらにコメントをくださった方から教えていただいたので、ちょっと検索してみましたら、
確かにピンク・フロイドに関しては90年代以降のソロアルバムとかにも、アルバムの邦題や楽曲の邦題が見受けられました。
私などは「はぐれプログレファン」なので、
普通のプログレファンには周知の情報も欠落いたしております。(汗)
別の方からもコメントを頂戴しまして、音楽会社の担当プロデューサーがどう考えるかで決まるようでした。
その方も言われていたのですが、
英語を直訳しないのであれば、
邦題は、イマジネーションを必要とする作業ですよね。
ある時期の以降はカタカナ表記だけが多く、それだけだと味気ないしタイトルも記憶に残りません。