EL&P図書室3号

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BURRN! 1986年10月号 その1

2015-02-16 17:38:29 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
BURRN! 1986年10月号 その1


カールに言われてもELP


エマーソン、レイク&パウエルがデビューした時に、
それに関する記事を取り上げた音楽誌がどのぐらいあったかは解りません。

そんな中、数頁ではありますが、カラー写真とインタビュー付きで、
取り上げてくれたのが、このBURRN!誌になります。

取り上げた主な理由としては、
かつてのEL&Pのサウンドやパフォーマンスが、
ハードロックに通じるものを宿していた事もあるでしょうが、
言わずと知れたコージー・パウエルが参加しているという事が、
一番の要因ですよね。

インタビューは、
3人それぞれのものが掲載されていますが、
個別にインタビューをしたものか、
3人が一緒にいる時に、それぞれが、語ったのかまでは解りかねます。

とても面白いのが、コージー・パウエルのインタビューの箇所のみに、
編集者と思われる人が、カッコ書きで、突っ込みのコメントを入れているところです。

コージーは今まで自分が参加した中で最高のバンドであると、
エマーソン、レイク&パウエルを称しているわけなのです。

ただ、「業界渡り鳥」か「さすらいのドラマー」なのかはよく存じませんが、
バンドを変わる度に同じような発言をしていたのでしょうね。

(出たーっ!)

(また、出たーっ!)

と編集者のカッコ書き。

コージーは一つのバンドで長続きしないのに加えて、
新加入した時に、「今までで最高!」を言う癖があるのでしょう。
その発言も、その時は最高だと思ってやっているのでしょうから、
嘘ではない事は確かでしょうね。

但し、ずっとコージーを追い続けている編集者の立場からすれば、

「また、同じ事を言っている」

みたいに受け止めているのかも知れないです。

いずれにしましても、編集者の心配(?)は見事に的中し、
経緯はどうあれ、一発解散という悲劇が訪れてしまいましたね。

以上。

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