ミュージックライフ 1974年 8月号
画像① 表紙
ミュージックライフのキースオンリーの表紙は、
ひょっとしたらこの号だけかも知れません
画像② キースのバイク写真
この雑誌が出ていた74年に、リアルタイムでEL&Pファンをやっていなかった人は、
古書店等でEL&P関連雑誌を探す場合、
表紙がEL&Pのメンバーだと表紙買いすれば良いわけです。
それ故、多くのEL&Pファンが所持している雑誌の一つではないでしょうか。
本号のEL&P関連記事としては、
まず、表紙に象徴されるように、
キースが1974年の3月に、
ミュージックライフ誌の人気投票のキーボードプレイヤーの部門で、第1位を獲得した事から全てが始まっていきます。
この時の表彰盾を受賞したミュージシャンにお届けする事を第一の目的とし、
あわよくば、本人からインタビューをさせてもらうと言う運頼みの、
渡英を本誌のスタッフが決行しているわけです。
ジミー・ペイジ等もその中に含まれていました。
そこで、最初に訪れたのが、
マンティコアのオフィス。
グレッグもベーシスト部門で受賞をしているので、
グレッグに届ける盾も持参していたのですが、
オフィスサイドの話では、
キースは国内にいるが、グレッグとカールはバカンスで連絡が取れないとの事。
ピート・シンフィールドとの接触には成功したようで、
モノクロ写真にサインが入ったものが半ページで掲載されており、
ピートは日本でのPFMの売れ行きをたいそう気にしていたとの事。
オフィスサイドが言うには、
インタビューは許可できないが、写真はOKで、
キースは盾を頂戴しにオフィスにやってくる事になったわけです。
当時、KAWASAKIのバイクがお気に入りで、
それに乗って登場したわけですが、
当時のご夫人も、車を運転して、バイクに同行したようです。
キースへのお土産に本誌スタッフは、「こけし」を持参。
キースは来日時も「こけし」を持ち帰ったらしく、「こけし」がお気に入りとの事。
表紙の写真は、片方の腕が途中で切れて、写っていませんが、どうやら「こけし」を持っているようです。
オフィスを訪れたキースと夫人は、終始笑顔を浮かべていたとの事。
レポートの最後に、ライヴ3枚組のリリースがタイトル入りで告知されています。
今日ではほとんど考えられない事と推定されますが、
英国へ本人にアポなしで渡英し、お目当てのアーティストの写真を撮ってくるところが、
スゴイといえばスゴイ!
マンティコアのオフィスからキースと会う許可をもらうまで、何日か足を運んでいる様子が綴られています。
ジョン・アンダーソンの豪邸にもお邪魔して、本人からインタビューをもらっていますね。
このレポートは、今から39年前の話になるわけですが、
キースの周囲の状況は今日では全く違ったものになりました。
時を同じくして表彰盾を手にしたジミー・ペイジは、
映画「ゲット・ラウド」に出演、
既に2年ほど前にDVD化もされています。
キースの評伝映画は、その監督が寄付を募っていた話もありましたね。
今、どうなっているのでしょう。
現時点での事はさておき、
マンティコアオフィスを訪問して取材に成功した、
本誌スタッフの仕事は、EL&Pファンにとって、貴重な記録であります。
以上。
本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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2013年8月7日 yaplog!
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それ故、多くのEL&Pファンが所持している雑誌の一つではないでしょうか。
本号のEL&P関連記事としては、
まず、表紙に象徴されるように、
キースが1974年の3月に、
ミュージックライフ誌の人気投票のキーボードプレイヤーの部門で、第1位を獲得した事から全てが始まっていきます。
この時の表彰盾を受賞したミュージシャンにお届けする事を第一の目的とし、
あわよくば、本人からインタビューをさせてもらうと言う運頼みの、
渡英を本誌のスタッフが決行しているわけです。
ジミー・ペイジ等もその中に含まれていました。
そこで、最初に訪れたのが、
マンティコアのオフィス。
グレッグもベーシスト部門で受賞をしているので、
グレッグに届ける盾も持参していたのですが、
オフィスサイドの話では、
キースは国内にいるが、グレッグとカールはバカンスで連絡が取れないとの事。
ピート・シンフィールドとの接触には成功したようで、
モノクロ写真にサインが入ったものが半ページで掲載されており、
ピートは日本でのPFMの売れ行きをたいそう気にしていたとの事。
オフィスサイドが言うには、
インタビューは許可できないが、写真はOKで、
キースは盾を頂戴しにオフィスにやってくる事になったわけです。
当時、KAWASAKIのバイクがお気に入りで、
それに乗って登場したわけですが、
当時のご夫人も、車を運転して、バイクに同行したようです。
キースへのお土産に本誌スタッフは、「こけし」を持参。
キースは来日時も「こけし」を持ち帰ったらしく、「こけし」がお気に入りとの事。
表紙の写真は、片方の腕が途中で切れて、写っていませんが、どうやら「こけし」を持っているようです。
オフィスを訪れたキースと夫人は、終始笑顔を浮かべていたとの事。
レポートの最後に、ライヴ3枚組のリリースがタイトル入りで告知されています。
今日ではほとんど考えられない事と推定されますが、
英国へ本人にアポなしで渡英し、お目当てのアーティストの写真を撮ってくるところが、
スゴイといえばスゴイ!
マンティコアのオフィスからキースと会う許可をもらうまで、何日か足を運んでいる様子が綴られています。
ジョン・アンダーソンの豪邸にもお邪魔して、本人からインタビューをもらっていますね。
このレポートは、今から39年前の話になるわけですが、
キースの周囲の状況は今日では全く違ったものになりました。
時を同じくして表彰盾を手にしたジミー・ペイジは、
映画「ゲット・ラウド」に出演、
既に2年ほど前にDVD化もされています。
キースの評伝映画は、その監督が寄付を募っていた話もありましたね。
今、どうなっているのでしょう。
現時点での事はさておき、
マンティコアオフィスを訪問して取材に成功した、
本誌スタッフの仕事は、EL&Pファンにとって、貴重な記録であります。
以上。
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あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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