EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ジャンク品 MUSIC LIFE 1973年12月号臨時増刊

2014-08-19 11:19:07 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ジャンク品
MUSIC LIFE
1973年12月号臨時増刊





古雑誌に関しては、ほとんどの場合、販売者は、その劣化と痛み具合を説明しています。

そのため、頁の抜け落ちや切り取りは覚悟しなくてはいけないわけですね。

スレにいたっては、「当たり前」なので、
それを気にする人は、中古雑誌の購入には向かないと思います。
自分が許す事のできる状態の品物がなかなか入手できず、
ストレスが溜まると思うからです。

ジャンク品と十把一絡げに呼称してはいるようですが、
「その状態は実に様々だなあ」とつくづく感じますね。

私の場合、販売価格がとても安い場合、
切り取られている箇所がEL&P関連のところかどうかまでは、
お尋ねするのに気が引けるという事もあります。

そのため、品物が届いてからでないと、EL&P部分が抜け落ちていないかどうかは、解らないという事があります。

数ヶ月前に取り上げた、キース・エマーソンのカラー頁部分だけが切り取られていて、
グレッグとカールの部分は残っていたという面白いものもありますが、
これなどはまだキースが切り取られていて、グレッグとカールが残っていると判別できるだけ、まだマシな方かも知れないです。

この品物は、EL&Pのカラー頁は、見開きで6頁分しっかりと残っていました。
現在では、よく知られている写真がほとんどですが、
1977年~1978年当時、田舎少年の私が見る事ができなかった写真も含まれています。
なので、価格から見ても、想定外に満足の範囲でした。



しかし、古雑誌としては、ジャンク品という言葉を逸脱している感じです。

同じ品物で、頁が抜き取られていない通常品も所持していますが、
それと比較すると、この品物は、個人のファンノートと化している感じです。

表紙の裏に、別の雑誌から切り取ったと思われる、ツェッペリンのカラーグラビアを貼り付けています。
この貼り付ける仕事が、品物の中のあちこちに見受けられます。
ピンク・フロイド、ジェフ・ベックのカラーグラビアも貼り付けされています。
この作業は意外と根気がいると思います。

EL&Pに関しては、通常の品物の方には、
モノクログラビアの中にメンバーの多くの表情が収められている箇所もあるのですが、
それは全て抜け落ちていて全く見あたらないわけですね。
切り取って、下敷きやパスケースに入れたかのかも知れません。

カラーグラビアは、ツェッペリンとEL&Pとストーンズ以外は、とても中途半端に抜け落ちている感じ。

イエスなどもカラーグラビアが、部分的に抜け落ちています。

ちなみに私、個人のファンノートと化しているようなこのような品物、
どなたかが、懸命に切り貼りした熱の痕跡だと思うので、
決して嫌いじゃないですね。

価格が高くて状態の説明がなければ詐欺みたいな品物といえますが。

以上。

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