EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

シンフォニック・ロック 3CD ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ

2015-02-09 15:23:28 | 他のアーティストによって演奏されたEL&Pの曲
シンフォニック・ロック 3CD 
ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ





3枚組だと、
90年代初め頃までの2枚組のように、
厚くなりますね


ポップスの著名曲をオーケストラで演奏している3枚組のCDです。

ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラは、
この遣り方で、かなりの枚数のアルバムをリリースしていますね。

一つのバンドやアーティストに的を絞ったアルバムも幾つかあるようですが、
この3CDは様々なアーティストの著名曲を取り上げています。

以前、紹介したポール・モーリアの「華麗なるスーパー・スターの世界」に似ているところがありますが、
ポール・モーリアのアレンジが割と静かなイージー・リスリング系なのに対して、
こちらの演奏はややダイナミックな感じがしますね。

3枚目の冒頭に「FANFARE FOR THE COMMON MAN」が、EL&Pの曲という事で、収録されています。

どうせなら、コープランドの曲よりも、EL&Pのオリジナル曲を取り上げて欲しかったと思いましたが、
これが英国におけるEL&Pの最大のシングルヒットになるので、仕方ありません。

収録時間の記述から、シングルヴァージョンである事が推定されましたし、
もともとはコープランドの曲なので、本来のオーケストラヴァージョンをオーケストラが演奏してもどうしようもないのではないかと思いもしましたが、
私の勝手な憶測をくつがえして、EL&Pがロック調にアレンジしたものに近づけた演奏になっていました。

なるほど、これだと、
確かに「EMERSON,LAKE&PALMERのFANFARE FOR THE COMMON MAN」という事なりますね。

ここまでやってくれるなら、クィーン、エルトン・ジョン、ピンク・フロイド等、
一つのアーティストで1枚制作しているように、
EL&Pのみに絞ったアルバムを一枚制作してもらいたいところですが、
売れないからやらないでしょうね。

以上。

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カール・パーマー ワーキング・ライヴ Vol.3

2015-02-07 16:25:25 | Carl Palmer関連
カール・パーマー ワーキング・ライヴ Vol.3




いやはや、本日は、いつもより遅く起床しましたので、
あわてて手にして来たCDを取り上げます。


最近の国内盤CDの盤面って、
どれもジャケットデザインを取り入れているかな?


本ブログは、かなり大雑把とはいえ、
届いたばかりの真新しい品物か、
発売から10年以上経過している品物を取り上げるようにしているのですが、
この「ワーキングライヴVol.3」のリリースは、2010年との事。
かなり新しいですね。

待つ事に慣れているEL&Pファンにとっては、
2010年なんて、つい最近の話になります。

ワーキング・ライヴシリーズの中では、
最終作品との位置づけがメーカーでは為されている記述がありますが、
これで終わらせるカールではないと思いますけどね。

アンソロジー2枚組CDである「Do Ya Wanna Play Carl」を、
かなり前に取り上げましたが、
EL&PのメンバーのそれぞれのアンソロジーCDは、
国内においては、未発売なので、
それに収録されている未発表音源をボーナストラックとして、
3曲収録したというのが、
このワーキング・ライヴVol.3の特徴ですね。
国内盤としては、初お目見えの音源という事になります。

何度も述べているように、
私のように田舎で居住している人でも、
実物を見て確かめる行為にこだわらなければ、
輸入盤であっても、ネット通販でお買い物ができるようになりましたので、
国内盤としての特徴を如何に出すかが、
メーカーさんの仕事になっているようにも思います。

ここでまた妄想。

ワーキング・ライヴVol.3で終了したのであれば、
3枚をアナログシングル盤サイズに紙ジャケット化して、
プラチナSHMとしては発売するというのはどうでしょう。
それであれば、
現時点においての最新のEL&PのプラチナSHMである、
ラヴ・ビーチ、ブラック・ムーン、イン・ザ・ホット・シートの、
3タイトル収納特典ボックスを制作しなかったディスク・ユニオンさんも、
特典ボックスを制作してくれるのではないかと思います。

初めての紙ジャケット化ですから、
需要はソコソコあると思いますけどね。

ま、最近の妄想はハズレてばかりなので、
どうしようもないのですけど。

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キースがテーマ曲を手掛けた「Up the Elephant and Round the Castle」のDVD

2015-02-06 15:49:14 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
キースがテーマ曲を手掛けた
「Up the Elephant and Round the Castle」
のDVD

キースがテーマ曲を制作した、英国のコメディドラマ番組のDVDです。



英国風のジョークを日本人が理解できるかという事もあって、
字幕スーパー付きの国内盤というのは存在しないようです。

主演は、Jim Davidson(ジム・デビットソン)。

テレビで放映されたのは、1983年から1985年と、ウィキにありますので、
それが間違いでなければ、
パッケージの1980という文字は80年代を示しているのでしょう。

パッケージの裏側には特にキースが音楽を担当しているという記述はありません。

ジム・デビットソンに関しては、マイナーな映画の国内盤DVDも幾つか存在するようですが、
基本はコメディアンのようなので、テレビを主体に活動しているのかも知れませんね。
現時点での人気はよくわかりません。
司会をしたりシングルレコードを出したりとマルチな活躍をしているようです。

英国のテレビ番組に「Celebrity Big Brother」というのがあり、

検索してみたところ、
日本でいう「あの人は今?」に該当する芸能人(文化人)が、
監視カメラの入っている家で共同生活を送るようです。
生活をするという事は、四六時中一緒にいるわけなので、テレビ番組の外面では見る事のできない、
色恋沙汰を含めた、様々な人間模様が展開するらしいのですが、
毎回、その家に住む人達(男女混合で、9人ないしは11人ぐらいのようです)が、
誰を追放したいかを投票し、
上位2名が、視聴者投票にかけられて、そのうちの1名が追放されるとの事。
3週間の生活らしいのですが、
ジム・デビットソンは、2014年の1月に同番組に出演して勝ち残ったとの話です。
どのぐらいの期間生活を共にするか、視聴者投票に持っていくまでの追放の仕方等は、
その時々の放映で異なっているのかも知れないです。

この情報から推察すると、過去に冠番組があったけれども、少なくとも、
日本の北野武、タモリ、萩本欽一クラスのコメディアンではないようですが、
自らが司会を務めた番組にカールを招待してドラムを叩いてもらっている映像も、
以前、noelさんが掲示板で紹介してくれたので、
この「Up the Elephant and Round the Castle」で終わった一発屋に属するコメディアンでも無いと思われます。

そのジム・デビットソンですが、エマーソン、レイク&パーマーが大好きらしく、
この番組のタイトル曲をキースが手掛けたのもジム・デビットソンの力があるようです。
キース・エマーソンインタビューズに出会いの細かいエピソードが記されています。
それからずっと、折に触れてEL&Pのメンバーのそれぞれと関わっており、
2005年のグレッグのソロツアーも手伝っていますね。

このDVDには、「Up the Elephant and Round the Castle」が数本収録されており、
始まりと終わりにキースの作ったコミカルなイントロが流れるわけです。



以前、取り上げたキースのアンソロジーアルバム「Hammer It Out」 や、
まだ取り上げていない、未発表音源や参加曲を含めた寄せ集めのアルバム「Off the Shelf」に、
この曲が収録されています。

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NUTROCKER 楽譜

2015-02-05 08:53:36 | 楽譜等Emerson,Lake&Palmer
NUTROCKER 楽譜




とっても色鮮やかな表紙の、
ナット・ロッカーの楽譜です。

上部にピアノ譜との記述がありますね。

二つ折りで、
内側2頁と、
裏表紙にあたる部分に、
楽譜が載っています。

米国製のようです。

サイズですが、縦はA4と同じサイズ、
横はA4より1cmほど長い。
A4のクリアファイルに入れてもはみ出してしまいます。

紙の厚みは、
雑誌の表紙ぐらいの厚みです。

ナット・ロッカーを英国で大ヒットさせたB バンブル&ザ スティンガーズに関しては、
以前、このブログで取り上げた事がありますが、
そのバンドを筆頭に、
昨年取り上げた、トランスサイベリアンオーケストラの名前も表紙に列記されています。

EL&Pの名前ももちろんあります。



この人物絵の好き嫌いはあると思いますが、
全体的デザインとしては、
楽曲ナット・ロッカーの弾み具合が、
表現されている感じがします。

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ジャケなしシングル ALL I WANT IS YOU 英国盤

2015-02-04 09:01:33 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
ジャケなしシングル
ALL I WANT IS YOU 英国盤




他国のシングルレコード盤は、
ジャケットがカラーの場合、
ピクチャー・スリーヴと称して販売されている事があります。

日本では、そのピクチャー・スリーヴのケースは少なくて、
そのほとんどは、
いわゆるカンパニー・スリーヴと呼ばれるレコード会社で統一しているスリーヴに、
レコード盤を入れ、
演奏ミュージシャンや歌手の写真等が入ったペラ紙をつけて販売していました。
ピクチャー・スリーヴ仕様もありましたが、主流ではなかったと思います。

これまで取り上げてきた国内のEL&P関連のシングルレコードは、
すべてカンパニー・スリーヴ + カラーのペラ紙というケースでした。
品物によっては、二つ折りのペラ紙もありましたね。

他国から通販でシングルレコードを求める場合、
ジャケットの仕様について、詳しく説明していない場合もあります。

だからと言って、安いからピクチャー・スリーヴを用いていないというわけでもなく、
安くてもピクチャー・スリーヴの場合もあるし、
高くてもカンパニー・スリーヴの場合もあります。

コレクターでもジャケットは重視しない方にとっては、
レコードがきちんと再生できさえすれば問題はないわけですが、
私みたいな人間にとっては、カンパニー・スリーヴは物足りないですね。

それでも、カンパニー・スリーヴは、まだ良い方で、
社名もない白い色のスリーヴに入ってくる場合もあります。

こうなると、素人にとっては、レコードのレーベル面の文字だけが、
頼りです。
レコード盤のマニアになると、
レーベル面の外の部分に刻まれている様々な文字の違いによっても、
制作年やプレス場所等の違いを見いだして、希少価値を把握できたりするようですが、
私は直ちに理解して記憶する力が乏しいのと、
継続して学習するのが苦手なので、
そんな箇所の違いを論評できる力がないわけです。

このシングル盤は、海外のお店から求めたものですが、
社名なしの白いスリーヴに入っていて、
B面は、「TIGER IN A SPOTLIGHT」が収録されています。

「ALL I WANT IS YOU」の他国のシングル盤に関しては、
未だ、ジャケットを見た事がありません。

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FM番組サウンド・ストリート「年齢別リクエスト」の思い出

2015-02-03 11:37:04 | EL&Pにまつわる少年時代から20代の頃の思い出
FM番組サウンド・ストリート
「年齢別リクエスト」の思い出


私はラジオ番組にハガキを出してリクエストした事は、
これまで、ほんの少ししかありません。

そのうちの一つが、
このブログで取り上げた、企画番組「プログレベスト20」の時ですね。

最近になって、
その後も一度だけラジオ番組にハガキを出したのを思い出しました。

渋谷陽一さんが担当していた「ヤング・ジョッキー」が終わって、
「サウンド・ストリート」という45分間の番組が誕生したのですが、
その番組にリクエストハガキを出した事がありました。

ある時、その番組で、「年齢別リクエスト」みたいな企画がありまして、
EL&Pに投票したわけです。

ハガキにはグレッグ・レイクのイラストを描きました。

この時のEL&Pの順位は覚えていませんが、
当時の私の年齢に該当するところで、ベスト10に入ったのは覚えています。

EL&Pは、ベスト10にも入らないのではないかと思って、
ラジオの前でドキドキしていた記憶がうっすらとあります。

この時の渋谷さんのお話によると、
EL&Pへのリクエストハガキの内容の共通点として、

「もうすぐ解散間近のEL&Pをかけてください」

というのがあったようです。

どのハガキにも痛々しい文面が記されてあったとの事。

熱心なファンというのは、
EL&Pのその後に関して、
直感的に何かを感じとっていたのだと思います。

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展覧会の絵 -デラックス・エディション- 国内盤

2015-02-02 18:21:48 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵 -デラックス・エディション- 国内盤



6年ぐらい前にリリースされた2枚組のCDです。

所持されている方も多いと思います。

ビクター・エンタテイメントさんは、
20bitk2やK2HD、あるいはSHM-CDとヴァージョン違いはあるにせよ、
2009年までは、ブラック・ムーンより前の過去のオリジナルアルバムに、
ボーナストラックのような別の音源をサービスとしてつける事はありませんでした。

英国のメーカーで「展覧会の絵のデラックス・エディション」を制作した事を踏襲して、
この展覧会の絵のデラックス・エディションが国内でもリリースされたという流れだったと思いますが、
オリジナルアルバムヴァージョンにボーナストラックを入れたものと、
別テイクの展覧会の絵をセットにしたものを発売しました。

なので、この「展覧会の絵のデラックス・エディション」が、
国内における70年代のアルバムに収録するボーナストラックの始まりではないかと思います。

展覧会の絵は、ライヴ録音という事もあり、マンティコア・ヴォルツ等で音の悪いヴァージョンは出ていたのですが、
ライヴ録音として普通に聴ける程の音源が国内で日の目をみたのは、初めてであったように思います。

なかなか、豪華な仕様になっていまして、
広げると、2枚組ではあっても、先般、販売された頭脳改革3枚組と同じ長さ。
写真も70年代初期のものを使用するなど、
バンドの勢いが伝わってきますね。





英語のみのカラーブックレットがついていまして、
その中の一部を翻訳したと思われる解説の白黒ブックレットも付属。
メンバーへのインタビューの内容は興味深いです。


帯と2つ折りにした状態

EL&Pというバンドは、キースとグレッグが、一緒にやろうという事でスタートしたものの、
どのようなバンドの特徴、カラーを打ち出していくかという事は、
それぞれの思惑があったのでしょうが、
展覧会の絵をトリオバンドで演奏する事に関しては、
割とスムーズに意見の一致をみたようなところがあるようです。

以上。

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