EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

キースがテーマ曲を手掛けた「Up the Elephant and Round the Castle」のDVD

2015-02-06 15:49:14 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
キースがテーマ曲を手掛けた
「Up the Elephant and Round the Castle」
のDVD

キースがテーマ曲を制作した、英国のコメディドラマ番組のDVDです。



英国風のジョークを日本人が理解できるかという事もあって、
字幕スーパー付きの国内盤というのは存在しないようです。

主演は、Jim Davidson(ジム・デビットソン)。

テレビで放映されたのは、1983年から1985年と、ウィキにありますので、
それが間違いでなければ、
パッケージの1980という文字は80年代を示しているのでしょう。

パッケージの裏側には特にキースが音楽を担当しているという記述はありません。

ジム・デビットソンに関しては、マイナーな映画の国内盤DVDも幾つか存在するようですが、
基本はコメディアンのようなので、テレビを主体に活動しているのかも知れませんね。
現時点での人気はよくわかりません。
司会をしたりシングルレコードを出したりとマルチな活躍をしているようです。

英国のテレビ番組に「Celebrity Big Brother」というのがあり、

検索してみたところ、
日本でいう「あの人は今?」に該当する芸能人(文化人)が、
監視カメラの入っている家で共同生活を送るようです。
生活をするという事は、四六時中一緒にいるわけなので、テレビ番組の外面では見る事のできない、
色恋沙汰を含めた、様々な人間模様が展開するらしいのですが、
毎回、その家に住む人達(男女混合で、9人ないしは11人ぐらいのようです)が、
誰を追放したいかを投票し、
上位2名が、視聴者投票にかけられて、そのうちの1名が追放されるとの事。
3週間の生活らしいのですが、
ジム・デビットソンは、2014年の1月に同番組に出演して勝ち残ったとの話です。
どのぐらいの期間生活を共にするか、視聴者投票に持っていくまでの追放の仕方等は、
その時々の放映で異なっているのかも知れないです。

この情報から推察すると、過去に冠番組があったけれども、少なくとも、
日本の北野武、タモリ、萩本欽一クラスのコメディアンではないようですが、
自らが司会を務めた番組にカールを招待してドラムを叩いてもらっている映像も、
以前、noelさんが掲示板で紹介してくれたので、
この「Up the Elephant and Round the Castle」で終わった一発屋に属するコメディアンでも無いと思われます。

そのジム・デビットソンですが、エマーソン、レイク&パーマーが大好きらしく、
この番組のタイトル曲をキースが手掛けたのもジム・デビットソンの力があるようです。
キース・エマーソンインタビューズに出会いの細かいエピソードが記されています。
それからずっと、折に触れてEL&Pのメンバーのそれぞれと関わっており、
2005年のグレッグのソロツアーも手伝っていますね。

このDVDには、「Up the Elephant and Round the Castle」が数本収録されており、
始まりと終わりにキースの作ったコミカルなイントロが流れるわけです。



以前、取り上げたキースのアンソロジーアルバム「Hammer It Out」 や、
まだ取り上げていない、未発表音源や参加曲を含めた寄せ集めのアルバム「Off the Shelf」に、
この曲が収録されています。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村