週五日記

ボチボチがんばります

マルセル・モースの贈与論

2010-12-03 09:05:57 | Weblog
忙しい中、ボチボチ。

おっ、と思ったのは、ある民族では、

売るとか、貸すとかの概念が無く、

『贈与』と『返礼』しか概念が無いのだと。


つまり、今日の売るとか、貸すという『経済行為』

は、『贈与と返礼』をベースに、制度的あるいは法形式的なものとして

成立しているのではないか?と思った。


しかし、今日では売るとか、貸す行為に『貨幣』がかまされて、すんごいスピード

で行ったり来たりしながら、欲望が満たされていく。


『贈与』して、『お魚たくさん採れたので、おすそわけして』、かなりの時間を

経過して、『お米』が届くという、長ーーーーーーーーーーーーーーーーい、

時間のサイクルは、現在からすれば、ある意味、『郷愁』さえ感じる。




昨日、下関の親戚から大量の魚が届き、お隣さんに配ったら、

立派なカキをいただいた。

『贈与と返礼』は、いまも生きている一方で、

どこにでもコンビにもあるが、

態度の悪い店員だと、『イラッ』とするし、

でも、釣りにいくときに、船の上で食べるコンビニ弁当も

おいしいし。

コメント
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