熔ける再び読了。
2冊目なので、
どうかな?と思ったが、
事前の予想より面白かった。
刑務所から出てきても、
カジノへ。
半か丁か、吉か凶かという
世界が忘れられないとのこと。
ただ、刑務所から出てきた後は、
欲が削ぎ落とされた感じだった。
その証拠に、
刑務所の中で読んだ哲学や仏教
の話がかなり本に出てきた。
後は、親との関係が井川さんに
とってかなり大きいことが
伝わってきた。
親であり、経営者であり、
ライバルだと思った。
そう考えると、
井川さんの重圧は
凄かったと思う。
なんとなく、私は
井川さんと似たような
経営者に会ったことがあり、
その方を思い出した。
親を含めた親族からの期待に応える
のは大変だと思う。
ほんとに。