風の記憶

the answer is blowin' in the wind

はじめは、ふるさとの小道から。

2005-07-25 | 


バタバタと忙しい毎日なのに、ブログをはじめてみました。(^^;ゞ

記念すべき最初のショットは、私の生まれ育った山形県遊佐町の田舎の小道です。
自宅のすぐ裏は田んぼで、日本の食卓を支える「お米のふるさと庄内平野」がぶわーっと
広がっております。って言っても、この写真はその庄内平野を背にして民家方面を撮影し
ていますのでその様子はさっぱり伝わりませんね・・・。(^^;)

久しぶりにこの道を息子を連れて歩いてみましたが、私が子供の頃とちっとも変わってい
ませんでした。♪子供の頃はこの道を駆けまくっていたなぁ。
もう少しうしろの方に西通川という川が流れていて、子供の頃はその川でざっこしめ(小
魚獲り)三昧でした。
あれから30数年の月日が流れ、今また自分の息子を連れてその道を散歩してみました。
何にもない唯の田舎道ですが、何故か子供は楽しそうに奇声を上げて駆けていきました。
子供に退屈なんて無いんでしょうね。

しばらくすると彼は急に立ち止まり、何を考えてかこちらをじっと見つめはじめました。
その姿を見た瞬間、何か懐かしい風に吹かれたような気がしてカメラを向けました。
その光景は私を駆け足で、あの日、あの時・・・に連れて行ってくれたようです。

夏草の青々とした風もふるさとの薫りのひとつです。
その時は気づかなくても身体はしっかりと記憶しているものです。遠く離れていても、あ
る日突然、風に吹かれるとまるで何かに呼ばれているように、心が揺れるのです。

また夏が、始まりました。

 

コメント (3)
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