風の記憶

the answer is blowin' in the wind

冬の気配がした日

2010-10-26 | 季節




秋も盛りを過ぎた頃、気が付くと少し肌寒い風が西の空から吹いてきます。

雲の合間から射す太陽の光はさかんに空気を暖めようとしますが、風に攫われて気温は上がろうとはしません。

あれほど勢力を誇った夏草たちはいつのまにか姿を消し、秋の草花たちも役割を終えたものから順に我が身を枯らして土に還る準備をはじめています。

初めは穏やかだった西風はやがて轟々と梢を鳴らすほどになり、厚い雲の塊が驚くほどの速さでグングンと北東の空に流れて行きました。

鳥海山には初冠雪、冬の使者 白鳥たちの第一陣はすでに刈ったばかりの田んぼで落ち穂拾いに余念がありません。

冬の気配を感じさせる日。

こんな日が徐々に多くなり、やがて庄内に本当の冬がやってきます。





















冬の使者 白鳥たちの第一陣はすでに飛来していますが、日中は田んぼで落ち穂拾いです。
ここスワンパークには夕方帰っています。





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大切な人に話したい 7つの物語
K.J.深谷
ビジネス社
コメント (6)
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