風の記憶

the answer is blowin' in the wind

エノコロ草の季節

2014-10-10 | 田んぼ・平野




 

 

秋の夕日にエノコログサが輝いています。

「エノコログサ」の名前は、この花穂が子犬のしっぽに似て「犬コロ草」と
呼ばれた
ところからきていると言うことで、別名は花穂を猫に見せると
よくじゃれることから
「猫じゃらし」とも言われます。
例えが犬や猫ということから分かるように、とても身近な植物で日本全国
どこでも
ることができますよね。

つまりは、どこにでもある平凡な植物です。
でも、平凡だから価値が無いかと言われればそんなことは無いのだと思い
ます。特別
なもの、希少なものにだけ価値があって、平凡なものには無い、
なんていうのはとて
も単純で浅い考えです。

平凡なものには平凡である故の意味と価値があると思うのです。
私たちの暮らしの中にとけ込み、意識しないままに実は人間の心の奥底に
ひっそりと
咲いて私たちの心を支えてくれているのです。

例えば、エノコログサがこの世から消えてしまったら・・・・、それはそれは寂
しい
風景に違いありません。

誰しもが子どもの頃にこのエノコログサで猫と遊んだことがあるはずです。
そのとき
の楽しさや猫の仕草の可愛らしさ、知らず知らずのうちに命の健気さ
や優しさ尊さを
感じていたのではないでしょうか。
その感覚は、人として生きてゆくのにとても大切なものだと思うのです。

あなたの優しさは、エノコログサからもらったものかもしれませんね。


写真は、エノコロ草の中でも一番好きな「コツブキンエノコロ草」です。
穂が茶褐色で、秋の日に金色によく輝くキンエノコロ草のハーフサイズという感じです。


小粒金狗尾草

 


















 



撮影DATA
Nikon D300s

TAMRON SP 90mm MACRO F2.8

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コメント (2)
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