風の記憶

the answer is blowin' in the wind

雨水の頃~庄内の暦風景_2

2015-02-18 | 二十四節気

日向川

 

 

 

 

「立春」から大凡15日を過ぎると次の暦「雨水」です。
空から降るものが雪から雨に変わり、積もった雪や氷が溶けて水になる、という意味だそうです。
硬く締まっていた土がゆっくりと潤いはじめ、草木が蘇る頃で、昔から農耕の準備を始める目安
とされてきました。

庄内では、本格的に雪が雨に変わるのはまだもう少し先です。まれに雨になることはありますが、
踏み固められた雪は雨により融ける前に氷となり、とても滑るので注意が怠れない時期でもあり
ます。それに夜は雨も凍って道路はアイスバーン状態。運転がとても怖い時期でもあります。

それでもさすがに平均気温は確実に上昇傾向で、雪雲が切れることの多くなった空から太陽の
光が射し込み、氷面の溶け出したつららが透明に輝いてとてもきれいな時期です。
南の地方では寒い日と温かい日が交互に繰り返す「三寒四温」の頃でしょうが、庄内ではまだ
寒い日の方が多く「五寒二温」ぐらいでしょうか・・・。
でも、その二温がとても嬉しい時期なのです。

立春の頃よりも、確かに感じられる春の気配がとても嬉しい「雨水の頃」です。


 

「雨水」七十二候 
 ●第四候 ~ 土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる) 雨が降って土が湿り気を含む頃 [2月19~23日頃]
 ●第五候 ~ 霞始靆 (かすみはじめてたなびく) 霞がたなびき始める頃  [2月24~28日頃]
 ●第六候 ~ 草木萌動 (そうもくめばえいずる) 草木が芽吹き始める頃 [3月1日~3月5日頃]

 





















最上川




















撮影DATA
Nikon D300s
Tokina AT-X 124 PRO DX F4
Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G
TAMRON SP 90mm MACRO F2.8

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