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夏が極まります。 「大暑」とは、暑さが最も厳しくなるという意味です。 農家にとっては田の草取り、害虫駆除など暑い中での農作業が辛い節目の頃ですが、 各地でこの時期は夏祭りや花火大会が盛んに行われます。 東北でも東北四大祭りが行われる時期です。青森「ねぶた祭」秋田「竿燈」宮城「七夕 祭り」山形「花笠祭り」。短い東北の夏がこの時期一気に燃え上がります。 またこの時期は、蒸し暑さに襲われることで体力の消耗が激しくなるため、夏バテ防止 のために精力のつくウナギを食べる習慣があります。 今年の「土用の丑」は7月24日です。
東北地方に限らず、首都圏以外の地域ではこの頃から徐々に帰省の時期に入るので はないでしょうか。少しずつ県外ナンバーの車を見かけるようになり、街も人の数が増え たように何となく賑わっているような雰囲気になります。 私が子供の頃は、酒田の街は常に賑わっていましたが・・・。
次の節気からいよいよ暦の上では「秋」。 季節は極まった次の瞬間から移り変わりを見せるのです。
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「 大暑 」 七十二候 第三四候 ~ 桐始結花 (きりはじめてはなをむすぶ) 桐の実がなり始める頃 [7月23~27日頃] 第三五候 ~ 土潤溽暑 (つちうるおうてむしあつし) 土が湿って蒸し暑くなる頃 [7月28~8月1日頃] 第三六候 ~ 大雨時行 (たいうときどきおこなう) 時として大雨が降る頃 [8月2~7日頃]
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撮影DATA
Nikon D300s、D200
Nikkor AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6G
Nikkor AF-S DX 17-55mm F2.8G
