冬の夕焼け
山形県遊佐町野沢にて□□
お正月は過ぎましたが、年の初めですので良いお話しをひとつ、
お釈迦様の言葉に「随喜功徳(ずいきくどく)」と言う言葉があるそうです。
「随喜」とは、その人の幸福を傍らで一緒に喜んであげること、
「功徳」とは、善行、良い行い、のことです。
例えば、隣人に良いことがありその人が喜んでいるとき、人間には二通りの反応があります。
ひとつは「うらやましいな」という嫉妬や妬みです。
そしてもうひとつは「よかったね」と一緒になって心から喜んであげることです。
この後者の共に喜ぶということが「随喜」であり、それを行うことが「功徳」で徳を積むことになるのだそうです。
徳を積む、というと何か特別な修行をすることのように思われますが、一緒になって心から喜んであげることで徳を積めるのだそうです。
徳を積むとは、人知れず見返りを求めず良い行いをすること。つまりこの場合は、他人の幸福をただひたすらに心から喜んであげること、簡単なことのようですが、実は難しい行為ではないでしょうか。なぜなら、人間には他人の幸せを妬む気持ちが多かれ少なかれあるものだからです。なかなか出来ることではありません。比較的実感出来るものがあるとすれば、自分の子供や親に幸福が訪れた場合などはわかりやすいかも知れません。子供が喜ぶ顔を見て、良かったと喜ぶ親心ですね。そんな時は妬む気持ちは無いものです。
人生は投げかけたものが必ず自分に返ってきます。見返りなど求めずに積んだ徳は必ず自分に返ってくるもの。人の幸せを妬んでばかりいないで喜んであげると、いずれは自分にも幸せが訪れる、と言うことだと思います。
写真は、以前撮影した冬の夕焼けです。
冬に晴れることの少ない日本海側では滅多に見ることが出来ない風景です。
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良い言葉を
教えていただきました
ありがとうございます
いやいや、仏を彫られている房州やさんには、釈迦に説法のようで、恐縮してしまいます。
(^^;)
随喜功徳
そうありたいものですね。
(^^)/
なんだか優しい。
いま、空と樹を熱心に描いてます。
あた、妖しいですぅ・・・。
やましさからでしょうか。
また、描いてみたい構図だと思ったものですから。
甘えさせてください・・・ね。
日本海側の冬の夕焼けです。
冬は滅多に晴れることのない日本海側ですが、時折こんなきれいな夕焼けを見ることが出来ます。希にしか見ることが出来ないので、良いタイミングで出逢えるとラッキーですね。
寒さは厳しいですが、そんな寒さも忘れて見入ってしまいますね。
春が待ち遠しいです。
(^^)/