(レース計画)
スイム 80位
↓
バイク 50位
↓(30人抜く)
ラ ン
↓(30人抜く)
総合 20位を目指すことを目標にしていた。
正念場は、ランのラスト5キロ。
ランのラスト5キロのために、体力を温存する計画を練る。
(レースリポート)
起床後、朝食(コンビニ弁当)。
ほんの少しだけ、バイクで足を慣らす。
入水チェック直前、ワセリンがゴーグルに付着してしまい、視界不良に。
急遽、スペアのゴーグルを車から持ってきて、難をしのぐ。
(スペアを持ってきて幸運だった…)
スイムスタート、予想通りのバトル。
殴られること8回。蹴られること5回。トータル13回。
両側呼吸をマスターしたおかげで、辺りを見回す余裕がある。
去年の村トラの時のような蛇行運転は、しなくて済んだ。
1周目、ウォームアップのつもりで流す。
2周目も、ほとんどペースが上がらずに、スイムアップ。
泳ぎながら、情けなさと、次回への課題を意識していた。
ウエットを脱ぐのを忘れたり、足が痙攣して転んだり、最悪のトランジッションを通過して、バイクパートに。(これも課題)
バイクパートは、1周目は、踏めるギアより2枚軽いギアで走ることに決めていた。
2周目は、1枚軽いギアで、ランの足への負担を軽減することを考えていた。
1周目、折り返してきたゴン太さんとすれ違う。
すごい爆走だった。
ニューエアロホイールせいか、「ビューン」と重く風を切る音を残して。
バイクフォームも、すばらしかった。
ゴン太さんとは、ずいぶん差がついていた。
おそらく4分から5分。
1周目を、計画通り、2枚軽いギアで足を残しながら、10人ほど抜く。
2周目は、1枚軽いギアで、回転力と重力を使って、15人ほど抜く。
バイク終了。
足は、ランのために(ランのラスト5キロために)残しておいた。
しかし、バイクパート直後は、足がもたつく。
焦りを感じながらも、普段の自分の走りを信じて、フォームに集中する。
1キロ過ぎでから、ようやく足が戻る。
そこからが、想定外だった。
足の痙攣を恐れ、力まず、堅実に、ゆっくり走っているつもりが、前の選手が追い越されていく。
僕が追い越しているのではなく、周りの選手が、不思議と追い越されていく感じだった。
「これは、もしや順位を相当上げられるかも知れない」と3キロ地点で確信した。
自分の普段のフォームを意識し、沿道の応援に応えながら、レースを楽しむことを心がけていた。
ランスタートから折り返し4キロ手前までに、20人抜く。
4キロ地点で、ゴン太さんの背中が見えた。
折り返しの後、目標としていたゴン太さんを捉えることが出来た。
少し泣きそうになっていた。
目標の、あのゴン太さんに、肩を並べられたのだから。
嗚咽を漏らしながら、自分の今の順位が、相当いいのに気づき、うれしくて走りながら、泣きそうになっていた。生まれて初めての経験。
その後、6キロ地点で、さらに前を走っていた選手を抜き、ラスト2キロは、追い込んで、ラスト1キロはさらに追い込んで、ゴール。
ゴール後、優勝したNさんに、声を掛けてもらい「ナイスランだった」と褒められ舞い上がり、夢のようだった。
順位は、閉会式まで分からなかったが、「奇跡の7位」
大きい大会では、生まれて初めての、入賞&盾ゲットだった。
それよりも、自分の今のベストパフォーマンスを、出せたことが何より嬉しかった。
流した汗は、裏切らない。
(惜しかったバイクパート)
ゴール後、気づいたことだが、サドルピラーに装着していたスペアタイヤが、走行中、ずり落ちて、後輪に干渉していた。
ブレーキをかけながら、走っていたことになる。
後輪に削り取られたスペアタイヤのゴムのカスが、後ろのブレーキパッドにビッシリこびりつき、無残な状態に。
こんなことが起きなければ、もっとバイクで順位を上げられたかもしれない。
しかし、これも経験不足のせいだし、次回への修正点だと受け止めよう。
スイム 80位
↓
バイク 50位
↓(30人抜く)
ラ ン
↓(30人抜く)
総合 20位を目指すことを目標にしていた。
正念場は、ランのラスト5キロ。
ランのラスト5キロのために、体力を温存する計画を練る。
(レースリポート)
起床後、朝食(コンビニ弁当)。
ほんの少しだけ、バイクで足を慣らす。
入水チェック直前、ワセリンがゴーグルに付着してしまい、視界不良に。
急遽、スペアのゴーグルを車から持ってきて、難をしのぐ。
(スペアを持ってきて幸運だった…)
スイムスタート、予想通りのバトル。
殴られること8回。蹴られること5回。トータル13回。
両側呼吸をマスターしたおかげで、辺りを見回す余裕がある。
去年の村トラの時のような蛇行運転は、しなくて済んだ。
1周目、ウォームアップのつもりで流す。
2周目も、ほとんどペースが上がらずに、スイムアップ。
泳ぎながら、情けなさと、次回への課題を意識していた。
ウエットを脱ぐのを忘れたり、足が痙攣して転んだり、最悪のトランジッションを通過して、バイクパートに。(これも課題)
バイクパートは、1周目は、踏めるギアより2枚軽いギアで走ることに決めていた。
2周目は、1枚軽いギアで、ランの足への負担を軽減することを考えていた。
1周目、折り返してきたゴン太さんとすれ違う。
すごい爆走だった。
ニューエアロホイールせいか、「ビューン」と重く風を切る音を残して。
バイクフォームも、すばらしかった。
ゴン太さんとは、ずいぶん差がついていた。
おそらく4分から5分。
1周目を、計画通り、2枚軽いギアで足を残しながら、10人ほど抜く。
2周目は、1枚軽いギアで、回転力と重力を使って、15人ほど抜く。
バイク終了。
足は、ランのために(ランのラスト5キロために)残しておいた。
しかし、バイクパート直後は、足がもたつく。
焦りを感じながらも、普段の自分の走りを信じて、フォームに集中する。
1キロ過ぎでから、ようやく足が戻る。
そこからが、想定外だった。
足の痙攣を恐れ、力まず、堅実に、ゆっくり走っているつもりが、前の選手が追い越されていく。
僕が追い越しているのではなく、周りの選手が、不思議と追い越されていく感じだった。
「これは、もしや順位を相当上げられるかも知れない」と3キロ地点で確信した。
自分の普段のフォームを意識し、沿道の応援に応えながら、レースを楽しむことを心がけていた。
ランスタートから折り返し4キロ手前までに、20人抜く。
4キロ地点で、ゴン太さんの背中が見えた。
折り返しの後、目標としていたゴン太さんを捉えることが出来た。
少し泣きそうになっていた。
目標の、あのゴン太さんに、肩を並べられたのだから。
嗚咽を漏らしながら、自分の今の順位が、相当いいのに気づき、うれしくて走りながら、泣きそうになっていた。生まれて初めての経験。
その後、6キロ地点で、さらに前を走っていた選手を抜き、ラスト2キロは、追い込んで、ラスト1キロはさらに追い込んで、ゴール。
ゴール後、優勝したNさんに、声を掛けてもらい「ナイスランだった」と褒められ舞い上がり、夢のようだった。
順位は、閉会式まで分からなかったが、「奇跡の7位」
大きい大会では、生まれて初めての、入賞&盾ゲットだった。
それよりも、自分の今のベストパフォーマンスを、出せたことが何より嬉しかった。
流した汗は、裏切らない。
(惜しかったバイクパート)
ゴール後、気づいたことだが、サドルピラーに装着していたスペアタイヤが、走行中、ずり落ちて、後輪に干渉していた。
ブレーキをかけながら、走っていたことになる。
後輪に削り取られたスペアタイヤのゴムのカスが、後ろのブレーキパッドにビッシリこびりつき、無残な状態に。
こんなことが起きなければ、もっとバイクで順位を上げられたかもしれない。
しかし、これも経験不足のせいだし、次回への修正点だと受け止めよう。