コミュニケルーム通信 あののFU

講演・執筆活動中のカウンセラー&仏教者・米沢豊穂が送る四季報のIN版です。

許すまじ 安保法案 強行採決

2015-07-20 | Weblog
現代の民主主義社会でこれほど国民を愚弄されて、ほとけのyoーサン(他称です)も我慢の限界を超えます。

畏友・くりのみさんが、そのブログの 聞者くりのみ 《ストリート・サンガ》に 「アベ政治を許さない」 をup されました。

また、真宗大谷派(浄土真宗・東本願寺・通称お東さん)も、早い時点で安全保障法案に対する宗派声明を発表されています一読に値します。

浄土真宗は東西両本願寺を含めて10派あります。お西さんは如何ばかりかと気になるところです。
宗祖と言われる親鸞聖人は九十年のご生涯、一度だって権力者や支配者に迎合することなく、弾圧され、越後へ流罪に処されたのです。当時、流罪は死罪の次に重い罪でした。

聖人はその主著「教行信証」の後書きに
「・・・主上臣下、法に背き義に違し、いかりをなしうらみを結ぶ。これによりて、真宗興隆の太祖源空法師(法然上人)ならびに門徒教輩、罪科をかんがえず、みだりがわしく死罪につみす。あるいは僧儀を改め、姓名をたもうて遠流に処す。予はその一なり」
と記されています。

ふと思い出したのですが、服部之総は「親鸞ノート」に下記のように記しています。

「東西(両本願寺)をいわず、敗戦の年まで、戦時報恩講の高座の上から読み続けられた本願寺親鸞伝絵(つたええ)は、覚如以来の本文を一箇所だけ読むことを禁止されていたのである。その禁制の場所が、巻下第一弾の『主上臣下、法に背き義に違し、いかりをなしうらみを結ぶ。』であったというにいたっては、愚やきわまると- たれがいいうるか!『指導』され愚弄された人民にのみ、それをいう資格があるであろう。」 と。

下記はこの春、地元紙「平和の俳句」に応募した拙句です。
  
    軍服の遺影はかなし名残雪


書きたいことは色々とあるのですが、今日はぜひこれだけはと。
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