
幾年(いくとせ)を絶ゆることなく誕生日祝いの花の届く日は雪
昨年の暮れに一筆したため、本年からは拝辞する旨を記し、多年に亘る心遣いに深く感謝申し上げた。
されど明けて6日。誕生日の朝、いつものお花屋さんから届けられた。
1度や2度はそう困難なことではない。されど30年にも垂んとする歳月、年に1度とは言え並みのことではない。しかしながら拝受する側もまた忝くて辛いものだ。
贈り主に出遇ったのはもう記憶も朧だが平成の初めの頃だったと思う。
私の仕事の延長線上で、時折り相談に乗らせて頂いた。カウンセラーとして当然のことをさせて頂いただけであった。
近年はお目にかかる機会も無くなり、賀状ぐらいのお付き合いとなっている。
これまでにも何度もお礼状の中で拝辞申し上げたが、連綿としてご恵贈頂き今日に至ってしまった。
お花の届いた日に、長年のお心遣いに感謝すると共に、ぜひ今年限りにと固辞の便りを送った。
それで何だか不思議な安堵感がしてお花を愛でていた私であった。
このようなことに限らず、何事も一つ・ひとつ感謝と共に終えて行きたいとしみじみ思ふ今日この頃である。
明日はまた明日のことが待っている。なのでブログの更新も頻繁には出来ないyo-サンの近況・心境でした。
まことに私事の極みですが、これもまた我が終活のひとつかと。どうぞご寛容に。
いつの日か皆に感謝と詫びを述べ浄土に還るそを想う日よ
今宵これにて。