大橋先生のスルースキルの本を読んでいて、この言葉を知った。
よくよく読んで、さらに調べてみると、そういう障害が提案されたことがある。らしい。
診断基準としては採用されなかったから、あまり研究されていないらしい。
リンクを貼っておくから、興味のある人は調べることができると思う。
詳しいことは研究者に譲るとして、
成功かる可能性があってもわざと失敗したり、
他人の援助が受けられる環境でも、あえて助けを拒絶して助からない人のことを見聞きする。
他に良い方法があると明白に分かっていても、あえて苦しい道にこだわるとか。
大嶋先生によると、そういうひとは、優しくされたり心配されたりするとなお一層、「ビビビッ」と「発作」を起こして、さらに不幸をスルー出来ない。という。
当の本人が不幸を選択しているのではなく、周りに発作を起こさせられて、不幸をスルー出来ないらしい。
そしてこれも、大島先生によると、メタ認知でスルーできるという。
なるほど、当の本人が気づかないと、ダメなんだな。
しかもメタ認知でスルーするなんて、なかなか確実ではないと感じる。
「自己敗北性パーソナリティ障害」という弱い心理学的概念があり、自分を不幸にいざなう人たちがいる。これは覚えておこうと思った。
※参考文献
大橋信頼 2018 スルースキル "あえて鈍感"になつて人生を楽にする方法 ワニブックス