「なつひさお」には「たなかやすお」
最近の著名人自殺や心療内科での大量殺人でいろいろな方とネット上でやりとりしているうちに、
「なつひさお」には「たなかやすお」だったな。
という、当事者研究の世界で古典的な知見が思い出された。
すなわち、病気の症状が出現するのは
「な」…悩みがある
「つ」…疲れた
「ひ」…暇だ
「さ」…さみしい
「お」…おなかが空いた。お金がない。
それへの対処は
「た」…食べる
「な」…仲間のところにいく
「か」…語る
「や」…休む
「す」…すぐ相談、すぐ受診
「お」…お金を引き出す。お金を送ってもらう。
これは、林園子さんという、浦川ベてるの家で有名になった統合失調症患者さんの研究が発端で、今でも多くの人々に応用されている。
ちなみに林さんは2004年に他界されているが、今でも彼女たちが開発した研究成果は、私を含め多くの精神障害当事者に大事なヒントをもたらしてくれている。
また、浦川べてるの流儀では、あえて本名と病名を公表する習慣が、ごく最近まで続いていたことを付記しておく。
これには諸々のご意見があると思うが私は、堂々と名乗り自分の苦労の研究を通して仲間と社会に貢献したいという林さんの本人意思と、堂々と名乗り顔を出すことを大事なエンパワーメントだと主張される浦川ベてるの家さんの流儀に敬意を表し、尊重したいと思う。
な・つ・ひ・さ・お チェック | 当事者研究ネットワーク (toukennet.jp)
当事者研究基本用語集 | 当事者研究ネットワーク (toukennet.jp)
「なつひさお」と「たなかやすお」 - tQy (hatenadiary.jp)
悩みがあれば「なかま」のところや病院・専門機関〈経済的なことであれはれ法曹の専門家〉に「すぐに」行き、「か」たり、「た」ベて元気を取り戻し、「お」薬を飲んだり金を融通し、「や」すむことだと思う。
「なつひさお」には「たなかやすお」
みんなに言いたいし、自分もここでよく復習し、覚えておきたいことだ。