今回の三角点は、角田市稲置にあります。
点名:稲置(いなおき)
種別:三等三角点
基準点コード:TR35740061001
緯度: 38度00分53.9890秒
経度:140度45分19.9979秒
標高:21.59m
所在地:角田市稲置字遠山崎
備考:標石設置は不明(点の記がHPで公開されていない)
撮影:2010年2月5日
【三等三角点(稲置)】
2010年2月5日、訪座したとき、標石が倒れていた。
2010年3月25日、稲置の標石が転倒していると国土地理院あてにメールする。
国土地理院基盤地図情報課測量成果係から、「東北地方測量部基準点維持担当者に伝える」と返事あり。
2011年10月31日、国土地理院基準点成果閲覧サービスによると、東日本大震災により位置情報が使用停止であったものを改算し使用可能となる。
【管理人コメント】現地調査をせず、主要な基準点の大震災の前後の位置情報のずれに基づき推算(?)した。
【三角点付近:2012年3月20日撮影】
三角点の所在地・佐藤さんのお祖母さんの話
三角点のある小さな山は、約30年前、周辺の区画整理に使用するため、山の土を取った。その後、だんだん崩れ三角点が転倒した。
(中央の土はだが見えている上部に三角点があった)
【三角点があった場所・2012年3月20日撮影】
佐藤さんのお祖母さんによると、角田市役所(?)から手紙があり今年2月下旬に標石を回収する。(その日は雪降りで延期)
3月2日、標石を回収していった。
お祖母さんは、昔、国土調査や測量の手伝いをしていたという、三角点の種類(稲置は3等であること)や材質はみかげ石、角田市、丸森町のどこに三角点があるかよく知っていた。
2012年3月20日現在、国土地理院基準点閲覧サービスによると、「3等三角点・稲置」の基準点の現況情報(2002年3月29日付け)は正常となっている。
【管理人コメント】2002年頃は転倒していたと思うが・・・。