三角点・鳥の海・亘理町

今回の四等三角点は、亘理郡亘理町吉田にあります。

点名：鳥の海（とりのうみ）
種別：四等三角点
基準点コード：ＴＲ４５７４００７３３０１（旧ＴＲ４５７４００７２３０１）
緯度：　３８度０１分４９．５５９７秒
経度：１４０度５４分３４．８７９３秒
標高：２．３１ｍ
所在地：旧・亘理郡亘理町吉田字松ヶ崎山３１６先
　　　　新・亘理郡亘理町吉田字塩田１１１先
備考：平成９年７月に標石が設置されている。
　　　 ２０１１年７月３０日、再設されている。
撮影：２０１０年３月３０日
　　　 ２０１２年６月２０日


【旧三角点は堤防の上に設置されていた・２０１０年撮影】
左に吉田排水機場が見える


【津波で流されたほぼ同じ場所・２０１２年撮影】
正面に排水機場が見える


【堤防上に三角点（赤矢印）がある、南（相馬市）側を見ている・２０１０年撮影】


【ほぼ同じ場所・堤防の被害が甚大・２０１２年撮影】


【排水機場から海への水門・２０１０年撮影】
この先、約５ｋｍのところに「わたり吉田浜　鳴き砂海岸」があった
津波で海岸の地形が大きく変化した、鳴き砂の再生は？


【大破した吉田排水機場と水門（赤矢印）・２０１２年撮影】


【旧三角点（鳥の海）、金属標でした】


【新三角点は、海から約６００ｍ内陸側の大畑浜公園に再設された】


【三角点付近】


【四等三角点（鳥の海）】

雨の名前

本日の朝日新聞の天声人語に九州を襲った集中豪雨のことを取り上げていました。
多くの死者、行方不明者が出ました。本当に悲しいことです。
依然と活発な梅雨前線が停滞しています。局地的に激しい雨の予報が出ています。
これ以上の被害が出ないことを望んでいます。



さて、この記事の中に「雨の名前」の本の紹介がありました。
小学館のまほろば歳時記シリーズ
文・高橋順子、写真・佐藤秀明
第１集　雨の名前
第２集　風の名前
第３集　花の名前

「雨の名前」は２００１年６月発行で
　　雨の名前：４２２語
　　雨の写真：１４８点
　　雨の詩とエッセー：３５編
が掲載されています。



四季の雨（春の雨、夏の雨、秋の雨、冬の雨）、季知らずの雨の項「たとえて雨」
の最後は、「流星雨」でした。（一番最後）
「流星とは大気圏に突入した流星塵などが、高速度で落下する際に発光するもの。
流星群が短時間観測されるときがあるが、それが星の雨のように見える現象」とある。

流星雨といえば、２００１年１１月１９日のしし座流星群を思い出します。
一夜で、それ以前に見た流星の数を上まわるくらい出現しました。
これはまさに「流星雨」または「流星嵐」と呼ばれるものと思ったところでした。

管理人の蔵書には、天文・宇宙の本の割合が圧倒的ですが、この類いの本も何冊かあります。

次の機会は、「風の名前」の本を取り上げたいと思っているところですが、出来れば
風による被害が無い時に掲載したいと思っている管理人でした。