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セレストロン望遠鏡が「こうのとり3」で国際宇宙ステーションへ

2012-07-25 23:33:38 | 宇宙
本日、管理人の購入した望遠鏡の販売店「趣味人」のHPを見ていたところ
次の記事が載っていました。

C9.25は約24cmの口径です。管理人所有はC11で約28cmと一回り大きい。
ただ、仕様が違いますが、今度から国際宇宙ステーション(ISS)に
配備された望遠鏡より一回り大きい望遠鏡ですよ、と少し自慢しようと
思っている管理人でした。

C9.25


C11

以下、趣味人のHPから
セレストロン製品の搭載の採用は、光学系はもとよりCPCの優れた
性能がNASAに高く評価された証です。
この一報を聞いた時、CELESTRONショールームとしてとても誇らしく
思わず「おぉ!やった~!」と歓喜の声を上げてしまいました。
ドッキングが成功したくさんの成果があることを今から祈っています。
更に、撮影システムでは、セレストロン CPC9.25にStarizona社HyperStar、
キヤノン EOS 7Dを組み合わせ「ISERV Pathfinder」と名付けられています。
採用されたHyperStarも日本の代理はシュミットです。
HyperStar Systemは副鏡を補正レンズに交換することで、シュミット
カセグレン鏡筒をハイスピードカメラ化するアイテムです。
変換後のF値はなんと「2」。これまでには考えられなかった短時間露出で
星雲、星団の姿を捉えることができます。
HyperStarを取り付けるためには、鏡筒がFaster対応である必要があります。

この機会に国際宇宙ステーション(ISS)に配備される望遠鏡と同じ
システムをご検討されてみてはいかがでしょうか!

ISSに搭載されたシステム

以下、本日発表の報道資料を掲載いたします。

世界最大の天体望遠鏡メーカーである米国セレストロン社のシュミット
カセグレン望遠鏡CPC9.25が無人補給機HTV(愛称「こうのとり」)3号機に
搭載され、H2Bロケットにより本日午前11時6分18秒(日本時間)に種子島
宇宙センターから打ち上げられました。「こうのとり」は27日夜には国際
宇宙ステーション(ISS)に到着し、ドッキングする予定です。

今回の宇宙行きは米国航空宇宙局(NASA)と米国国際開発庁(USAID)の
合同プログラムであるSERVIR(地域可視化およびモニタリングシステム)
にCPC9.25が採用されたことで実現しました。CPC9.25を使用してISSから
地球上を撮影した画像を提供することで、環境モニタリング、大気汚染と
公衆衛生、気候変動と生物多様性などの分析、短期的な天気予測、災害
モニタリングとアセスメントなどに役立てられます。

撮影システムはセレストロン社CPC9.25にStarizona社HyperStar、キヤノン社
EOS7Dを組み合わせたもので、ISERV Pathfinderと名付けられています
※システムの詳細は以下のURLをクリックしご覧ください。
(PDFファイル)
http://www.syumitto.jp/ISERV_Pathfinder/SERVIR_NASA.PDF

今後、「こうのとり」によってISSまで運ばれたCPC9.25は、米国実験棟
「デスティニー」の観測用ラック(WORF:Window Observational Research
Facility)に取り付けられ、2012年11月1日頃より試験を開始、年末には
画像が地上に送信される予定です。


三角点・窪作・山元町

2012-07-25 17:26:40 | 標石
今回の三等三角点は、亘理郡山元町大字坂元にあります。

点名:窪作(くぼさく)
種別:三等三角点
基準点コード:TR35640770201(旧TR35640679301)
緯度: 37度55分01.0440秒
経度:140度54分39.7359秒
標高:31.27m
所在地:亘理郡山元町大字坂元字窪作15-1
備考:明治33年9月に標石が設置されている。
    平成23年8月12日、改測されている。
撮影:2010年6月3日


三角点は、坂元の薬師堂神社の裏から登る
2010年当時は、基準点成果等閲覧サービスに「窪作」の
点の記は添付されていなかった


神社の参道


薬師堂の社殿の裏を通って三角点に向かう


三角点付近
   

【三等三角点(窪作)】