蕃神義雄 部族民通信

レヴィストロース著作悲しき熱帯、神話学4部作を紹介している。

共産主義の歴史観 下

2021年05月09日 | 小説
(2021年5月9日)
パワーポイントで作成した図表をJpeg変換して掲載します。中身は見てのとおり、説明は極力省きます。





サルトルは共産国家の教条偏重が停滞を招くとして、人性をも弁証法に組み入れた「実存的共産主義」を展開したと述べている。このところが「神の弁証法」たる唯物史観を人の性向のからくりに絡めてしまったわけで、レヴィストロースの批判を招いた。




この表は耶蘇と共産主義を比較した。両者ともに「未来を規範」として今を断じる。この程度の掘り下げは誰にでも思いつく筈だが、部族民(蕃神)は個人としてそうした論文に出会っていない。ネットで調べて、そんな論調がなければ歴史観から見た「千年王国論」としてまとめてみたい。読者からの批判を待ちます。
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