太公望図鐔 一滴斎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/d6/446607789cce07a96a5be37c8f3a55f0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/af/4c6d63cc3ff7b248509ef559e7497c74.jpg)
太公望図鐔 銘 奥州会津藩一滴斎
鉄地一色になる高彫の作品。太公望を主題とし、森の背後に文王の一団が近づく様子を描いている。周囲を騒がす者に動じないという姿勢はこの鐔でも同様に題意として採られていると言えよう。常にみられる多くの同図に比して若く描かれている点は作者の想い入れであろうか。裏面には呂尚の許へと歩む文王の行列を描き、人との交わりを捨てたという呂尚の強い意思のありようをも表現している。
一滴斎の号を持つ作者については詳らかではないが、その下に記されている花押のような崩し文字は「盛寿」と読むのではなかろうか。
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太公望図鐔 銘 奥州会津藩一滴斎
鉄地一色になる高彫の作品。太公望を主題とし、森の背後に文王の一団が近づく様子を描いている。周囲を騒がす者に動じないという姿勢はこの鐔でも同様に題意として採られていると言えよう。常にみられる多くの同図に比して若く描かれている点は作者の想い入れであろうか。裏面には呂尚の許へと歩む文王の行列を描き、人との交わりを捨てたという呂尚の強い意思のありようをも表現している。
一滴斎の号を持つ作者については詳らかではないが、その下に記されている花押のような崩し文字は「盛寿」と読むのではなかろうか。