鷺図二所物
鷺図二所物
川の流れに蛇籠。その網目から芽を出し若葉を茂らせている芦。芦の根もとには淀みが生じ、小魚が集まりくる。美しい景色として捉えたもので、先に紹介したような一路平安の意味はないようだ。とにかく美しい構成が生み出される素材であり、絵画にも好まれて採られていた。作者は不明だが、後藤の流れを汲む京の金工の作であろう。
鷺図二所物
川の流れに蛇籠。その網目から芽を出し若葉を茂らせている芦。芦の根もとには淀みが生じ、小魚が集まりくる。美しい景色として捉えたもので、先に紹介したような一路平安の意味はないようだ。とにかく美しい構成が生み出される素材であり、絵画にも好まれて採られていた。作者は不明だが、後藤の流れを汲む京の金工の作であろう。