梅樹図鐔 古赤坂
梅樹図鐔 古赤坂
耳を幹とし、屈曲して空間を彩る枝を切羽台から地面に掛け手て構成する手法は、梅や松に多い。大地に蟠っている龍神に擬えて臥龍梅などとも呼ばれる構成と通じるところがある。赤坂独特の省略の仕方が美しく、これもパッと見ただけでは分かりにくい図柄である。枝ぶりも巴状に流れるような構成とされていていい。
梅樹図鐔 古赤坂
耳を幹とし、屈曲して空間を彩る枝を切羽台から地面に掛け手て構成する手法は、梅や松に多い。大地に蟠っている龍神に擬えて臥龍梅などとも呼ばれる構成と通じるところがある。赤坂独特の省略の仕方が美しく、これもパッと見ただけでは分かりにくい図柄である。枝ぶりも巴状に流れるような構成とされていていい。