花は咲くプロジェクト/「花は咲く」ミュージックビデオダイジェスト
ある意味、映画の師匠でありました。
その師匠というのは、今はお医者さんです。
石巻が甚大な被害に襲われました際、彼の病院は幸い少しばかり高台にありましたので、施設は停電中とはいえ、無事でした。(と報道より)
早くから患者を多数受け入れておりました。
そのご苦労たるやいかがだったものなのでしょうか。
私の一つ上の先輩。丹治さんとは同窓の彼でした。
仙台カフェソコ。3人で談笑。
映画の話題になります。
「酔漢は、映画の見た本数だけは物凄い。だが、感性は奴にはとうてい及ばない」
「奴ってだれっしゃ?」
「岩井だよ。お前と同じ学年だが、奴は天才だ。間違いない」
自身と同じ年であり、仙台では近所の中学(西多賀)。仙台一高におられました岩井君。
「俺も8mm撮ったら・・少しは自信がぁぁ」
「全然問題にならない」
同じ年の高校生の撮った映像とは、果たしてどんなものなのか。
「一度、家(石巻)に来ないか。岩井の絵(映画)を見せてやるよ」
という事で、彼の家に。
8mm作品。仮題「雪の精」短編。
声が出ない。
本当に自分と同じ年の奴が撮った映像なのか。
雪が美しい。
雪がまるで一片一片の花びらのように舞い落ちるような映像。
「どうしたら・・・・こんな映像が・・・・・何をどうしたら・・・」
横たわる女性の上に舞い落ちる雪。
「無理だ!俺にはこんな表現は出来ない」
これは、天性なのだろうか。
「ラブレター」を観たとき、ふと、そのときの短編とだぶりました酔漢でした。
ある先輩の結婚式。岩井君と同席しました。
お互いに話しを聞いてはいたものの、逢うのは初めてでございました。
思い出話に華を咲かせておりました。
そこで、あの映画の話。
「あれには、まいったっちゃ!見事な映像だったなや」
「あれ、出来上がってから・・・実は見てなくて・・」
彼も気になってはいたようでしたが、見る機会がなかったようでした。
「今は仙台さぁ・・」
「両親も東京に呼んだんだ。西多賀にはだれもいないんだ」
ほぼ、酔漢と同じ時期に東京に出た(と言いましても、彼は横浜で大学生でした)岩井君でした。
「アカデミー賞外国作品賞に一番近いんでねぇか?」
彼は笑っておりました。
「酔漢君、おそいんだね」
「なんだや、吹奏楽部のお歴々でねぇか。定期演奏会ちけぇおんな」
生徒会室に施錠して、下駄箱へ向かう頃には、日がどっぷり暮れておりました。
もうすぐ、冬の様相にございます。
「生徒会室でまた悪さしてたんじゃないだろうな?」と、ひろし君(フルート)
「家遠いんだから・・寄り道ばかりしてちゃいけまんせんねぇぇ」とは、ただし君(トランペット)
その他大勢で校門へ。
「腹へらない」
「ラーメンでも」
これはこれで、普通の会話なのですが、ここに女子生徒がおりますのが、向山のいいところ。
その女子生徒のなかにおりますのが菅野ようこさん。
7人で御霊屋橋近くのラーメン屋に入りました。
高校、入学直後、ひろし君(先のフルート奏者)とは馬が合いました。
酔漢、ひろし君、そして菅野ようこさんも同じクラス。(共学とは言っても、女子が7人では・・・)
彼から最初に聞きましたのが。
「酔漢もピアノの心得があるから知っていると思うが、『安川加寿子』って知ってるよな?」
「教科書だすぺ!『メトードローズ』は、小学校最初に練習したっちゃ」
「彼女はな。その安川大先生の弟子なんだ!」
「すげぇなや!んでもなして、この高校なんだすぺ?」
「それは知らんがな・・・まぁ天才的ピアニストには違いない」
ですが、吹奏楽部では「木管楽器」を受け持っておりました彼女でした。
そんなある日。お昼休み。
「おい!誰だ!シルバーウェーヴ弾いている奴は!」
「お前の発言、根本的に間違っている。あれを弾けるのは、今この学校に二人しかいない」
「まて!二人もいたか?」
「わたなべ・・と、ようこちゃん。」
「で、わたなべ・・は・・」
「あそこにいる(廊下の先)し・・・という事は・・」
「指ならしに『シルバーウエーヴ!見事だぁ」
僕らは、ようこちゃんの弾きます「シルバーウェーヴ」を時たま聞いておりました。
一度、彼女の事をくだまきにいたしました。
そしたら、いろいろな方からご意見を頂戴いたしまして。
「アニメはこの仕事に入ってから知った・・と言ってたのに、高校の頃から結構みてるじゃん」的なご意見がございまして。
これは、酔漢の表現が至らなかったのでございます。
上記、ひろし君と確かに、アニメージュ付録の「マチルダさんポスター」を教室に貼ったりはしましたが、これには、彼女も結構ノリノリでして。
ですが、僕らより「ガンダム」には詳しくなかったのは本当です。
僕らは、昼休みとかなりますと、「OUT」とか「アニメージュ」とか読んでおりましたから。
ひろし君はよく、ようこちゃんに「超人ロック」を聞かしておりました。
そんな事が影響したとは思いませんが。
「攻殻機動隊」やら「マクロスF」とか「カードキャプターさくら」とか・・・。
「親父!菅野ようこっていろんな曲作ってるんだな?」
「ようこちゃん?隣の席だった!」
「うそ!天才菅野ようこ様(彼は様をつけております)が親父の隣に!神様の隣になんで親父がいるんだぁぁぁ!俺が隣に居たかったぁぁ」と絶叫。
「うそじゃないよ」と言うのが精いっぱいでした。
雪道
花
いつかきっと咲く
雪を花びらのように表現する。
彼(岩井俊二監督)らしい詩。
そして、誰にでも歌えるようなメロディー。
彼女(菅野ようこさん)らしい曲。
NHKテレビからは、この曲が昨日何回流れたことでしょうか。
確か、岩沼市にご実家のございました菅野さん。海側ではなかった記憶がありましたが、その様子はいかがだったのでしょうか。
「花は咲く」岩井君の込めた思いも、心に響きます。
この歌は合唱曲にもなると、お聞きいたしました。
後世に伝うべき歌になれば。そう思います。
仙台に御縁のある方々が大勢参加されておられます。
ふと「ぶんこうさん」は?と思いました次第。(山ちゃん)
これは、酔漢の野次馬的発想。
故郷へ、報道を見ておりますと、遅々としてその復興が進んでいないのが解ります。
瓦礫処置問題にしてもそう。
アメリカの州の面積とそんなに変わらない国土面積でありながら、そんな地域ナショナリズムが強く出てくるとは、正直思わなかった。
公害ではないのです。
瓦礫のそばで現在暮らしている方々が大勢いらっしゃる。
その人間の健康問題もクローズアップされない内に、受け入れを拒否している自治体の多いことに驚きます。
「瓦礫処理問題」が解決しなければ、ゼロにはならない。
ですから、一年経っても、東北太平洋沿岸地域は、まだマイナス状態なのです。
早く、メモリをゼロにして、プラスに転じなければいけない。もう焦りを通り越しております。
正しい知識を良識を持って、判断していただきたい。
その聴く耳をお持ちにならなければ、これは、願う。
懇願する。
「瓦礫処理を早期に、受け入れるよう」
「花咲じいさん」は、最初は変わり者でした。
しかし、結果「花が咲く」ことで、人々の評価が一変致します。
「瓦礫に花を咲かせようぞ!」
花咲じいさんの登場が一番待ち遠しい酔漢でございました。
上記、「花が咲く」の意味とは違う方向へ進みました。
くだまき故ご容赦下さい。
再び。
今年も塩竈桜は花を咲かせることでしょう。
希望の蕾だけは、常に絶やさず。
いつか、きっと花が咲くことを信じて。
昨日、塩竈様では「帆手祭」が行われました。
ある意味、映画の師匠でありました。
その師匠というのは、今はお医者さんです。
石巻が甚大な被害に襲われました際、彼の病院は幸い少しばかり高台にありましたので、施設は停電中とはいえ、無事でした。(と報道より)
早くから患者を多数受け入れておりました。
そのご苦労たるやいかがだったものなのでしょうか。
私の一つ上の先輩。丹治さんとは同窓の彼でした。
仙台カフェソコ。3人で談笑。
映画の話題になります。
「酔漢は、映画の見た本数だけは物凄い。だが、感性は奴にはとうてい及ばない」
「奴ってだれっしゃ?」
「岩井だよ。お前と同じ学年だが、奴は天才だ。間違いない」
自身と同じ年であり、仙台では近所の中学(西多賀)。仙台一高におられました岩井君。
「俺も8mm撮ったら・・少しは自信がぁぁ」
「全然問題にならない」
同じ年の高校生の撮った映像とは、果たしてどんなものなのか。
「一度、家(石巻)に来ないか。岩井の絵(映画)を見せてやるよ」
という事で、彼の家に。
8mm作品。仮題「雪の精」短編。
声が出ない。
本当に自分と同じ年の奴が撮った映像なのか。
雪が美しい。
雪がまるで一片一片の花びらのように舞い落ちるような映像。
「どうしたら・・・・こんな映像が・・・・・何をどうしたら・・・」
横たわる女性の上に舞い落ちる雪。
「無理だ!俺にはこんな表現は出来ない」
これは、天性なのだろうか。
「ラブレター」を観たとき、ふと、そのときの短編とだぶりました酔漢でした。
ある先輩の結婚式。岩井君と同席しました。
お互いに話しを聞いてはいたものの、逢うのは初めてでございました。
思い出話に華を咲かせておりました。
そこで、あの映画の話。
「あれには、まいったっちゃ!見事な映像だったなや」
「あれ、出来上がってから・・・実は見てなくて・・」
彼も気になってはいたようでしたが、見る機会がなかったようでした。
「今は仙台さぁ・・」
「両親も東京に呼んだんだ。西多賀にはだれもいないんだ」
ほぼ、酔漢と同じ時期に東京に出た(と言いましても、彼は横浜で大学生でした)岩井君でした。
「アカデミー賞外国作品賞に一番近いんでねぇか?」
彼は笑っておりました。
「酔漢君、おそいんだね」
「なんだや、吹奏楽部のお歴々でねぇか。定期演奏会ちけぇおんな」
生徒会室に施錠して、下駄箱へ向かう頃には、日がどっぷり暮れておりました。
もうすぐ、冬の様相にございます。
「生徒会室でまた悪さしてたんじゃないだろうな?」と、ひろし君(フルート)
「家遠いんだから・・寄り道ばかりしてちゃいけまんせんねぇぇ」とは、ただし君(トランペット)
その他大勢で校門へ。
「腹へらない」
「ラーメンでも」
これはこれで、普通の会話なのですが、ここに女子生徒がおりますのが、向山のいいところ。
その女子生徒のなかにおりますのが菅野ようこさん。
7人で御霊屋橋近くのラーメン屋に入りました。
高校、入学直後、ひろし君(先のフルート奏者)とは馬が合いました。
酔漢、ひろし君、そして菅野ようこさんも同じクラス。(共学とは言っても、女子が7人では・・・)
彼から最初に聞きましたのが。
「酔漢もピアノの心得があるから知っていると思うが、『安川加寿子』って知ってるよな?」
「教科書だすぺ!『メトードローズ』は、小学校最初に練習したっちゃ」
「彼女はな。その安川大先生の弟子なんだ!」
「すげぇなや!んでもなして、この高校なんだすぺ?」
「それは知らんがな・・・まぁ天才的ピアニストには違いない」
ですが、吹奏楽部では「木管楽器」を受け持っておりました彼女でした。
そんなある日。お昼休み。
「おい!誰だ!シルバーウェーヴ弾いている奴は!」
「お前の発言、根本的に間違っている。あれを弾けるのは、今この学校に二人しかいない」
「まて!二人もいたか?」
「わたなべ・・と、ようこちゃん。」
「で、わたなべ・・は・・」
「あそこにいる(廊下の先)し・・・という事は・・」
「指ならしに『シルバーウエーヴ!見事だぁ」
僕らは、ようこちゃんの弾きます「シルバーウェーヴ」を時たま聞いておりました。
一度、彼女の事をくだまきにいたしました。
そしたら、いろいろな方からご意見を頂戴いたしまして。
「アニメはこの仕事に入ってから知った・・と言ってたのに、高校の頃から結構みてるじゃん」的なご意見がございまして。
これは、酔漢の表現が至らなかったのでございます。
上記、ひろし君と確かに、アニメージュ付録の「マチルダさんポスター」を教室に貼ったりはしましたが、これには、彼女も結構ノリノリでして。
ですが、僕らより「ガンダム」には詳しくなかったのは本当です。
僕らは、昼休みとかなりますと、「OUT」とか「アニメージュ」とか読んでおりましたから。
ひろし君はよく、ようこちゃんに「超人ロック」を聞かしておりました。
そんな事が影響したとは思いませんが。
「攻殻機動隊」やら「マクロスF」とか「カードキャプターさくら」とか・・・。
「親父!菅野ようこっていろんな曲作ってるんだな?」
「ようこちゃん?隣の席だった!」
「うそ!天才菅野ようこ様(彼は様をつけております)が親父の隣に!神様の隣になんで親父がいるんだぁぁぁ!俺が隣に居たかったぁぁ」と絶叫。
「うそじゃないよ」と言うのが精いっぱいでした。
雪道
花
いつかきっと咲く
雪を花びらのように表現する。
彼(岩井俊二監督)らしい詩。
そして、誰にでも歌えるようなメロディー。
彼女(菅野ようこさん)らしい曲。
NHKテレビからは、この曲が昨日何回流れたことでしょうか。
確か、岩沼市にご実家のございました菅野さん。海側ではなかった記憶がありましたが、その様子はいかがだったのでしょうか。
「花は咲く」岩井君の込めた思いも、心に響きます。
この歌は合唱曲にもなると、お聞きいたしました。
後世に伝うべき歌になれば。そう思います。
仙台に御縁のある方々が大勢参加されておられます。
ふと「ぶんこうさん」は?と思いました次第。(山ちゃん)
これは、酔漢の野次馬的発想。
故郷へ、報道を見ておりますと、遅々としてその復興が進んでいないのが解ります。
瓦礫処置問題にしてもそう。
アメリカの州の面積とそんなに変わらない国土面積でありながら、そんな地域ナショナリズムが強く出てくるとは、正直思わなかった。
公害ではないのです。
瓦礫のそばで現在暮らしている方々が大勢いらっしゃる。
その人間の健康問題もクローズアップされない内に、受け入れを拒否している自治体の多いことに驚きます。
「瓦礫処理問題」が解決しなければ、ゼロにはならない。
ですから、一年経っても、東北太平洋沿岸地域は、まだマイナス状態なのです。
早く、メモリをゼロにして、プラスに転じなければいけない。もう焦りを通り越しております。
正しい知識を良識を持って、判断していただきたい。
その聴く耳をお持ちにならなければ、これは、願う。
懇願する。
「瓦礫処理を早期に、受け入れるよう」
「花咲じいさん」は、最初は変わり者でした。
しかし、結果「花が咲く」ことで、人々の評価が一変致します。
「瓦礫に花を咲かせようぞ!」
花咲じいさんの登場が一番待ち遠しい酔漢でございました。
上記、「花が咲く」の意味とは違う方向へ進みました。
くだまき故ご容赦下さい。
再び。
今年も塩竈桜は花を咲かせることでしょう。
希望の蕾だけは、常に絶やさず。
いつか、きっと花が咲くことを信じて。
昨日、塩竈様では「帆手祭」が行われました。
しかし酔漢さんのお隣にはビッグネームが多すぎます~岩井監督の作品も未見のがあるので今年中に観ます…!
当時はまったくそんな事考えておりませんでして・・・・。
ですが、岩井君の映像、菅野さんの音は、流石を通り越したところにありました。
ぶんこうさんの落語や、タミー(藤本さん)の演技も・・・。
共通するのは、ラーメンを一緒に食べた?事なのかもしれません・・・デス。