酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

2012-12-23 08:36:56 | 東日本大震災
昨日、陸中の地より我が家に届いた「海の幸」
岩手釜石、唐丹町、小白浜より鮑が届きました。
写真は同封されていた手紙。
しんぺい君からのもの。
震災以来、初の「鮑漁」。

「酔漢!初漁だ!祝ってくれ!」
彼の声が聞こえてまいります。

「しんぺい、えがったな!おめでとう!心より祝う!」

彼からは、震災より数か月後、その様子を知らせる手紙が届いております。
「釜石唐丹より便り」。過去、くだまきに致しております。
地域のコミュティーをどうつなげていくか。
漁協の重鎮である彼がどれほど心を痛めておったか。
被災地の問題がどれほど伝わっていたのか。
今だ、悩みは尽きません。
されど、彼から久しぶりに喜びの声を聞きました。
目頭が熱くなるのを感じました。

大事に頂きたい。
こう思いました。

正月。
陸中の鮑と海の幸。そして、浦霞。
「もういくつ寝ると・・・・」

酔漢、仕事が佳境に入ってまいりました。(汗)

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2 コメント

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こんにちは (見張り員)
2012-12-23 14:19:24
これはもう本当にうれしいことですね。
涙が出るくらいですよね・・・

あの震災さえ、あの津波さえなければ今日もかの地は平穏で今まで通りの生活があったのに。

それを一変させた震災への恨みはいかばかりか。でも被災された人々は恨みを言う前に前向きに生活と向き合っている。
それこそが本当の強さだと思います。

「しんぺい」くん、がんばれ!
きっと来年はもっともっとよくなっているでしょう。心より応援いたします。

酔漢さんも年末を控え、忙しくなりますね。私ももう明日から休みなしです!

お互い風邪ひかぬよう頑張りましょうね。
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見張り員さんへ (酔漢です)
2012-12-26 07:51:10
奴は本当に頑張っております。
自宅数メートルまで津波がせまったそうです。
自身の持つ漁船一隻と、バイク(大型)と自家用車をうしないました。幸いご家族はご無事。
ですが、集団移転の問題、仮設住宅の問題など、彼が先頭にたって中央を交渉していた経緯があります。
革ジャンとバーボンの似合う男です!
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