「ニューヨークの話の続きは?」
そうなんですよね、まだ、「唯梨庵」のマスターが好きだったJAZZのお話をいたしておりません。
まぁいろいろネタがございます。後程お話いたします。
実は、先月。待ってました、酒がついにデビューいたしました。
「呑みたかったんだこれが」一度飲んでいるんですけどね、市販されていなかったものですから。なんてったって「原酒の質はすばらしい」の一言です。
ジャパニーズウィスキーシングルモルトの中では、サントリー「山崎」「白州」に並ぶ逸品です。
3月4日に販売デビューいたしましたシングルモルト「ニッカ宮城峡」です。
「余市」は販売されて、長いのにね。シングルモルトとしても、絶対いけると酔漢はかねがね思っておりました。一度、蒸留所を尋ねた折、12年ものをいただきました。「深い!」なんとも言えない香りと味。口の中で相手をためしているような「哲学的」な味です。
話は途中になりますが、一昨年。サントリー様、国分株式会社様(お取引様ですのでこう表現いたしました。ご容赦を)のご好意により、ウイスキーシングルモルトの講習会に出かけました。(アのー。実は仕事です。この日だけは「呑むのも仕事」となりました。毎日こうだといいなぁぁl)この日、シングルモルトの、呑み比べ会。
サントリー(敬称略します)が販売しているスコッチのシングルモルトを始め、国産シングルモルトも頂きました。
「山崎」「白州」の原酒を頂くことに。
「酔漢さん、どちらがお好きですか」
「うーん。それぞれ個性がある風味だっちゃ。もう少し呑んでからでいいすか」
てな具合でして。
「んでこっちが『山崎』すか。んでこっちが『白州』だすぺ」と代わる代わる、合計10杯ほど。ニートでいただいておりますと。
「酔漢さん。一杯これ20万位なんですけど・・・・」
「うそだぁぁぁぁぁぁ!何っしゃ。したらば俺200万円分位呑んでんのすか?」
「そういうことになりますよね。御社の中では『呑む方』とはお聞きしてはおりましたが。流石ですね」
場所は日本橋国分(株)(敬称略いたします)ビルの会議場。なんともムードもない場所ですが、出された酒はこの上なく旨い!しかしだぁ。1杯20万と聞くと「もっと大事に呑むんだっちゃ」(この上なく貧乏臭い)
それもそのはず、「山崎」は、25年。「白州」は15年物のビンテージ。それも、何もいじっていない原酒そのものですから、冷静になれば頷けます。
「で。酔漢さん感想は?」
「『山崎』は、サントリー最初の蒸留所だすぺ。『俺がキングだ』と自己主張がびんびん伝わってくっぺ。『白州』は『おとなしいぃお嬢様』みてぇで、控えめな味だっちゃ。俺は『山崎』の方が好きだなや」
すみません、「ニッカ」から「サントリー」に話が移りました。
ニッカ最初の蒸留所は「余市」です。ニッカ創業者「竹鶴政孝」氏が情熱をこめて作った蒸留所です。ニッカホームページにも「スコットランドの気候・風土によく似ている」という件がございますが、なるほどその通りです。先にお話いたしましたサントリーの前身「寿屋」の頃、「山崎蒸留所」の設計に携わった人としても有名でございます。同氏がおらなければ「ジャパニーズシングルモルト」はこれほど評価の高いものとはならなかったと存じます。
そして、ニッカ第二の蒸留所「宮城峡」。この名前は竹鶴氏が命名したとお聞きしました。新川川の流れる傍。きれいな公園のような蒸留所ですね。
この宮城の気候が育てたシングルモルト「宮城峡」ですが、「フローラル」とも「フルーティー」とも表現されております。確かにそう表現するのも「的を得ておる」とも思うのです。(最初にお話いたしました「アイラ」系シングルモルトとは対極の風味です)
しかしながら、酔漢が12年物を同蒸留所でいただきました時の感想は?と申しますと「自己主張するでもなく、控えめなわけでもなく、呑み手にたいして、何かを問いかけてくるような『奥深さ』がある」で、ございます。まさしく「哲学的な風味」ではないでしょうか。
一言です。「ニッカ」の名前は「日果」でした。「大日本果汁株式会社」として日本で初めて「りんごジュース」を発売した会社でした。(ちゃんちゃん)
デビューしました「シングルモルト宮城峡」一度お試しあれ。
酔漢に取りましては、「故郷を感じる酒」の一つでございます。
再び「唯梨庵」にて。丹治氏との、飲み会。
「あっそうだ、酔漢こいずばぁみせっから」
「なにっしゃ?」
「おらほ(仙台一高)の卒業アルバムだべ」
「どれ、見せてけらいん」
とページを捲っていきますと。
「この写真、なかじまさんだすぺ?ずぶ濡れだっちゃ。公園の池でボートからおっこちたって様子でねぇすか。場所はどこだべ?」
「あぁこの写真か?3年のとき、なかじまのクラスは、全員で『ニッカ蒸留所』さぁ見学にいったんだっちゃ。あいづら高校生の癖に酒ばぁ呑んでや。あげくの果てに酔っ払って、公園のボートさぁ乗って、足元ふらついて池さぁ落ちたのっしゃ」
「飲ませてけたのすか?」
「事情はしゃねぇけんど。呑んだのは確かだべ」
今じゃあねぇ。飲ませた方も「お縄」だすぺ。
「唯梨庵」でマルスをニートで呑みながら、相変わらず、へんてこりんな?お話をしております、「酔漢」二人組みでございました。
マスターは肴を作っております真っ最中でございます。
宮城はいいなぁー。ビールの工場が二つもあって。(2ケ所とも出かけました)造り酒屋があちこちにあって。日本を代表する蒸留所があって。
「日本を代表する『のんべぇ県』だすぺ」
そうなんですよね、まだ、「唯梨庵」のマスターが好きだったJAZZのお話をいたしておりません。
まぁいろいろネタがございます。後程お話いたします。
実は、先月。待ってました、酒がついにデビューいたしました。
「呑みたかったんだこれが」一度飲んでいるんですけどね、市販されていなかったものですから。なんてったって「原酒の質はすばらしい」の一言です。
ジャパニーズウィスキーシングルモルトの中では、サントリー「山崎」「白州」に並ぶ逸品です。
3月4日に販売デビューいたしましたシングルモルト「ニッカ宮城峡」です。
「余市」は販売されて、長いのにね。シングルモルトとしても、絶対いけると酔漢はかねがね思っておりました。一度、蒸留所を尋ねた折、12年ものをいただきました。「深い!」なんとも言えない香りと味。口の中で相手をためしているような「哲学的」な味です。
話は途中になりますが、一昨年。サントリー様、国分株式会社様(お取引様ですのでこう表現いたしました。ご容赦を)のご好意により、ウイスキーシングルモルトの講習会に出かけました。(アのー。実は仕事です。この日だけは「呑むのも仕事」となりました。毎日こうだといいなぁぁl)この日、シングルモルトの、呑み比べ会。
サントリー(敬称略します)が販売しているスコッチのシングルモルトを始め、国産シングルモルトも頂きました。
「山崎」「白州」の原酒を頂くことに。
「酔漢さん、どちらがお好きですか」
「うーん。それぞれ個性がある風味だっちゃ。もう少し呑んでからでいいすか」
てな具合でして。
「んでこっちが『山崎』すか。んでこっちが『白州』だすぺ」と代わる代わる、合計10杯ほど。ニートでいただいておりますと。
「酔漢さん。一杯これ20万位なんですけど・・・・」
「うそだぁぁぁぁぁぁ!何っしゃ。したらば俺200万円分位呑んでんのすか?」
「そういうことになりますよね。御社の中では『呑む方』とはお聞きしてはおりましたが。流石ですね」
場所は日本橋国分(株)(敬称略いたします)ビルの会議場。なんともムードもない場所ですが、出された酒はこの上なく旨い!しかしだぁ。1杯20万と聞くと「もっと大事に呑むんだっちゃ」(この上なく貧乏臭い)
それもそのはず、「山崎」は、25年。「白州」は15年物のビンテージ。それも、何もいじっていない原酒そのものですから、冷静になれば頷けます。
「で。酔漢さん感想は?」
「『山崎』は、サントリー最初の蒸留所だすぺ。『俺がキングだ』と自己主張がびんびん伝わってくっぺ。『白州』は『おとなしいぃお嬢様』みてぇで、控えめな味だっちゃ。俺は『山崎』の方が好きだなや」
すみません、「ニッカ」から「サントリー」に話が移りました。
ニッカ最初の蒸留所は「余市」です。ニッカ創業者「竹鶴政孝」氏が情熱をこめて作った蒸留所です。ニッカホームページにも「スコットランドの気候・風土によく似ている」という件がございますが、なるほどその通りです。先にお話いたしましたサントリーの前身「寿屋」の頃、「山崎蒸留所」の設計に携わった人としても有名でございます。同氏がおらなければ「ジャパニーズシングルモルト」はこれほど評価の高いものとはならなかったと存じます。
そして、ニッカ第二の蒸留所「宮城峡」。この名前は竹鶴氏が命名したとお聞きしました。新川川の流れる傍。きれいな公園のような蒸留所ですね。
この宮城の気候が育てたシングルモルト「宮城峡」ですが、「フローラル」とも「フルーティー」とも表現されております。確かにそう表現するのも「的を得ておる」とも思うのです。(最初にお話いたしました「アイラ」系シングルモルトとは対極の風味です)
しかしながら、酔漢が12年物を同蒸留所でいただきました時の感想は?と申しますと「自己主張するでもなく、控えめなわけでもなく、呑み手にたいして、何かを問いかけてくるような『奥深さ』がある」で、ございます。まさしく「哲学的な風味」ではないでしょうか。
一言です。「ニッカ」の名前は「日果」でした。「大日本果汁株式会社」として日本で初めて「りんごジュース」を発売した会社でした。(ちゃんちゃん)
デビューしました「シングルモルト宮城峡」一度お試しあれ。
酔漢に取りましては、「故郷を感じる酒」の一つでございます。
再び「唯梨庵」にて。丹治氏との、飲み会。
「あっそうだ、酔漢こいずばぁみせっから」
「なにっしゃ?」
「おらほ(仙台一高)の卒業アルバムだべ」
「どれ、見せてけらいん」
とページを捲っていきますと。
「この写真、なかじまさんだすぺ?ずぶ濡れだっちゃ。公園の池でボートからおっこちたって様子でねぇすか。場所はどこだべ?」
「あぁこの写真か?3年のとき、なかじまのクラスは、全員で『ニッカ蒸留所』さぁ見学にいったんだっちゃ。あいづら高校生の癖に酒ばぁ呑んでや。あげくの果てに酔っ払って、公園のボートさぁ乗って、足元ふらついて池さぁ落ちたのっしゃ」
「飲ませてけたのすか?」
「事情はしゃねぇけんど。呑んだのは確かだべ」
今じゃあねぇ。飲ませた方も「お縄」だすぺ。
「唯梨庵」でマルスをニートで呑みながら、相変わらず、へんてこりんな?お話をしております、「酔漢」二人組みでございました。
マスターは肴を作っております真っ最中でございます。
宮城はいいなぁー。ビールの工場が二つもあって。(2ケ所とも出かけました)造り酒屋があちこちにあって。日本を代表する蒸留所があって。
「日本を代表する『のんべぇ県』だすぺ」
昨年11月、久々にニッカ工場に行きました、20年振り位かな。なつかしいような甘い香り・・・いいねえ、堪らないよ!! じゃあまた、仕事が飛び込んできたので。
「おまぇなぁ、趣味で報告書、書くんじゃねぇ」と上司より。
「好きなんだおん。しゃねぇっちゃ」と酔漢。
あの「宮城峡シングルモルト」の香りですが、ニッカらしくないと言えばそうでしょうか。(余市と比較してね)
独特の甘い香りが宮城の空気が作り出すものとすれば、「その空気を大事にしていきたい」と思いました酔漢でございます。
このお酒の紹介をいたします。
ヒゲ親父様はすでにご存知かも知れません(小生の師匠故に・・・)うんちくたれてよろしいでしょうか?
基本的に、余市15年~20年。宮城峡20年ものをブレンドしております。
「竹鶴35年」は35年ですよね。(飲む機会がありませんでした)「竹鶴21年」も秀逸です。
ですが、このブレンディドウィスキーの中の「グレーンウィスキー」の出所が不明です。このグレーンの香りはどこから来るものでしょうか。
「とうもろこし」なのか「雑穀」なのか不明です。
うーーんこの「グレーン」の正体が明かにならないものかなぁ?
でもね。やっぱり↓
「ブレンディッド」の極めつけでしょうね。
香りはなんとなく、「竹鶴」で想像がつくのですが、実際にお飲みになられているところがスゴイです。
「俺も呑みたぁーーい」です。本音。
グレーンウィスキーは、なかなか表に出てまいりませんが、グレーンがいい加減だと、「ブレンディッド」は美味しくなりません。ニッカは、そこをきちんと分かっている。流石です。