吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

建築物の定期報告

2008-10-05 14:58:32 | Weblog
建築基準法が改正になり、 最近とくに ”建築物の定期報告”というものが
にわかに
脚光?を浴び よく僕のところにも相談が舞い込む
最近の例では今までもそういう届出の義務はあったようだが まだまだ無視しても
問題ない状況であった(つまり いい加減に○付けて出しておけば良かった)
ところが 法整備も進み、 嘘の報告が出来ない雰囲気になり 大騒ぎである
なんせ まともにやると30万円はかかる大型建築では まともに見積もったら800万円かかるとかの試算もあったり 皆さんが情報収集におおわらわである
建築事務所によっては 一切やらないよ というとこ、逆にこれを契機に営業活動につなげていこう というところ。 さまざまである
建築センターはこの届出受けてをどうするつもりなのであろうか
たぶんどうもしないのである
もし事故や火事があったときは 自分たちは報告を受けているよ!!
となるのだ
この書類 一級建築士か設備検査資格者しか出せない 検査資格者なんて周りで
は聞いたことも無いくらいで殆どいないので 事実上建築士の仕事である
でもだ実際にその気があって対応しようとしているのは 全体の10%くらいのかた。でも ビルのオーナーにして見れば毎年のこの出費はたまらない。
もうすこし 現場を踏まえたなるほど よく考えてるな という要領書を作って欲しい
この要領どおりやるととてつもなく大変
ま ビル持ち主からそのうち ブーイングがでて                この法律はまたまたマイナーチェンジ
になるだろう
※でもこの市場はムチャムチャに大きいのだ なんせ日本中の特殊建築物の数×30万円/年間としたら 想像できないよ
コメント (6)
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