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ゆめと(ttm21)です。所感、エピソード等を気ままに綴ってみたいと思います

CC-13 キャリアカウンセリングの理論⑤ シャインの理論 再掲

2017年01月08日 | キャリア・コンサルタント試験対策

*エドガー・シャイン(1928~ )
 
  米国の心理学者。組織開発(オーガニゼーションディベロップメント:OD)キャリア

 開発、組織文化の分野で、支援や補助を提供するさまざまな専門職の発展にも大きな貢献

 をした。現在マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン校経済学部名誉教授。

  著名な著書に「キャリア・サバイバル」「組織文化とリーダーシップ」がある。   

                               出典:ウィキペディア

 
 エピソード:ユダヤ系ハンガリー人の父(母はドイツ人)の影響があって、初めは物理学

  に興味を持ち、野球フアンでもあったそうです。




*シャインの理論 


(1)キャリアの定義  

   「人の一生を通じての仕事、生涯を通じての人間の生き方、その表現の仕方」


(2)キャリアアンカー(キャリアの錨) 

  1.その概念     

     キャリアを選択する際に最も大切な(どうしても犠牲にしたくない)価値観や

    欲求のことで、周囲が変化しても自己の内面で不動な(これだけは譲れない)もの

    のことを言う。


  2.3つの問い(構成要素)

    ①何が出来るのか?(can):才能・能力

    ②何をやりたいか?(will):動機・欲求

    ③何をなすべきか?(must):価値・態度
  

  3.8つのカテゴリー(タイプ)

    ①専門(特定)   専門職・職人気質

    ②経営管理     集団を統率・管理

    ③安定(安全)   長期的な安定志向

    ④起業家的創造性  クリエーター

    ⑤自律・自立    独立志向、企業内ではマイペース

    ⑥社会への貢献   世のため、人のため志向

    ⑦全体性と調和   ワークライフバランス志向

    ⑧チャレンジ    常に挑戦し続ける


(3)キャリア・サバイバル

    キャリア・アンカーが個人ニーズの明確化であるのに対して1995年の著作

   「キャリア・サバイバル」では組織ニーズの分析の必要性を強調している。

   すなわち個人のキャリアが順調に開発され発展するためには、個人ニーズと組織

   ニーズが互いにマッチしていることが重要であり、そのためにはだれもが自分の

   職務と果たしている役割を定期的にチェックすべきであると述べている。

   

           
   


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