表題は「ほとんどの社員が17時に帰る売上10年連続右肩上がりの会社」(岩崎裕美子)
表紙2ページからの引用です。
帯に「シリーズ累計65万部突破<日本でいちばん大切にしたい会社>シリーズの坂本光司氏、
絶賛!!『この会社の存在が日本を変えていくに違いない!』」とありましたが同感です。
更に帯に「残業も長時間労働もいらない!、離職率100%、定時は終電『残業しない社員は
いらないと思っていた』元ブラック企業の取締役がホワイト社長に変わるまで」とありまして
ほぼこの本のアウトラインが理解できます。
印象に残ったのは
・残業をなくしても良い会社にならなかったところからの試行錯誤。
・社長以下社員全員が企業理念を心から共有しあえることの重要性。
・毎月の業務の棚卸でやる・やらないを選別
・ルーティンワークはどんどんシステム化
・事務職の廃止
・メールで「お疲れ様です」等の挨拶は省き本文から打つ。
・アウトソーシングできることは徹底してアウトソーシングする。
・福利厚生施策は上から与えるより現場の声をくみ上げる仕組みが効果的。
・社長としての心構えがいかに大切か。
特に
過去への反省
商品に対する情熱
建前論ではなくて、本気で女性の社会進出を応援する企業を目指した
私には女性経営者からの視点による女性の活用方法が大変参考になりました。