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横浜国立大学経済学部非常勤講師 井田喜治先生の「CC応用演習:学生」の講座を
受講しました。表題は 井田先生が筑波大学教授渡辺三枝子先生のお言葉を引用した
ものです。渡辺先生による原文は<「働く」ということを軸にしながら生徒の「生きる力」
を育てていくことを考えるのが、キャリア教育です> となっています。
(2004年6月月刊「高校教育」より)
その他印象に残ったのは
調査時点等細かいデータはメモしそこなったのですが
大学生で内定をとった学生へのアンケートで「就職活動で内定をとるために最も
重要なこと」に対する回答で最も多かったのは何だと思われますか?
それは「自己分析、自分の軸を確立」言いかえれば「アイデンティティの確立」
でした。(ちなみに私の予想は外れました)
これはまさにキャリア・コンサルティング・プロセスにおいて「相談場面の設定」
に次ぐ第2ステップ「自己理解」に該当します。自分自身を知ることの重要性を
学生が正し認識していたということは好ましいサプライズでした。
逆に言えば、その歳になるまでは、こうした機会がない、ということなのかもしれないと、改めて思いました。若いうちはなかなか自分が固まっていないとは思いますが(大人になっても・・・)、子どもの頃からの大きな傾向生には、やはり変わらないものがあると思います。ですから、高校生くらいの時に、主観的、客観的に自分を見つめる、そんな機会があるといいなあ、と思いました。
早期キャリア教育の重要性については 私も痛感しています。