人の話を聴いて自分の意見を述べるときは 「いいえ、そうではなくて・・・・」でも 「はい、でも・・・・」でもなくて 「はいそうですね、そして・・・・」とまず相手の話を肯定して それに自分の主張を加えて返すことが円滑な話法である ということは私自身が研修の講師として話してきたことなのですが・・・・やってしまいました!
まずはA信用金庫での経営相談会 支店長立会のもと 新規顧客見込みB社の 2代目若社長から話を聞くや従来のマーケティング戦略を全否定し 滔々と自説を陳述してしまいました。完全に相手のプライドを傷つけてしまい顧問契約は白紙。
私の経験が最大限に活かせる最高の案件であり クライエントにも多大な利益が見込めるものであっただけに残念です。
もう1件は 現在顧問を務めるC社 これもY社長の定着対策をヒヤリングするや真向から批判し 顔色が変わるのが解りました。 次回面談でフォローしないと 今年末で切れる契約の延長は無くなります。
どうも私は話が 自分の得意(と思われる)分野に入ると 謙虚さを失い暴走してしまうようです。
古希(70歳)を6年過ぎても ちっとも枯れて(円熟して)いない自分に愕然とします。
これを自戒し手帳の1ページ目に 表題の言葉を記した次第です。