我が国キャリア・コンサルティング界の重鎮であり昨年3月に逝去された故木村周先生(享年87歳)を悼み かって受講した講演会からのお言葉を表題を含めいくつかご紹介いたします。
先生は晩年まで心身ともにお元気で、なお現役へのこだわりを持たれており私が目標とした良き先輩でした。
その他記憶に残ったのは
*高齢者のキャリア自立支援
・遅くとも55歳から取り組むべき
・厳しい現状を隠さず開示・アドバイスし最終的には本人に選ばせる
*一般研修の記憶はそのままではわずか3%、事前課題を与え、ワークを多用し 事後レポートを提出させるなどの効果を高める工夫が必要
*対人関係の核(第1層)はあくまでキーパーソン(重要な他者):配偶者、恋人。家族でありそれが固まって初めて第2層(友人・親戚)、第3層(職業上の人間関係等)につながっていく。
*よき支援者(キャリア・コンサルタント)となるためには
・まず自分自身のキャリアをしっかりと構築する
(自分にとって最大の支援者は自分であるから自己効力感をもつこと
は大切)
・自身も自立・成長を続ける
・他者の支援にはちいさな1歩を大切にする
(マザーテレサ:私達には大きなことはできませんが
たとえ ちいさなことでも大きな愛を込めてすることは
できます)
・生涯現役を目指す