みなさん こんにちは
その「新『いくのの日』まち歩き」今里編で、当社も訪ねてもらいました。当社と造花の歴史を少しお話しました。
・私の祖父が1920年に東大阪布施で造花製造を始めた。一昨年創業100周年を迎えた。
・最初はメーカーで、装飾用の造花を作っていた。
・パチンコ屋さんの開店などで使われる花輪の花なども作っていた。
・大阪近辺では花輪は主に祝い事に使うが、日本の多くの地域ではお葬儀に花輪を供える。そういう仏系の造花を得意としていた。
・1960年代に香港から輸入されるプラスチック造花がとても売れて、当社はメーカーでなりながら、輸入も始めた。実際ホンコンで作っていたので、ホンコンフラワーと呼ばれた。当社の現在の名前ニューホンコン造花の由来になっている。
・父は造花の輸入部門だけをもらって大阪生野今里で独立した。
・独立してからも葬儀・仏具関係のお得意先が多く、輸入造花も仏用を主に扱ってきた。
・プラスチックの造花から今は合成繊維の造花に変わり、品質も良くなった。それで「良い商品ならお墓や仏壇に供えたい」と、徐々に仏花造花の需要が増えてきた。
・約20年ほど前に、野焼きが禁止され、それまでお供え花を野焼きしていたお墓やお寺が野焼きでなくなり、一部は生花は持って帰ってもらうようにした。その生花の代わりに造花がお供えされるようにもなった。
・コロナ禍、造花業界は装飾やお教室が激減し、えらく売り上げを落としたが、仏花造花を扱う当社はそれほど影響を受けなかった。半面、世間が好景気の時も大きくは売り上げは増えない。
・最近は、針金を使わない造花などエコにも気を使った商品も出てきている。
ざっとこんな風なことを説明しました。そしてわざわざ来社してもらったので、当社の小さなお花を一つずつ持って帰ってもらいました。春色のミニバラ束と秋色のミニコンビネーションフラワーを用意しました。一番人気はクリーム色のミニコンビ花。派手さのないクリーム色が一番とは驚きました。
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造花のことなら、大阪で100年の歴史を誇る造花輸入問屋の(有)ニューホンコン造花へ。卸専門です。装飾造花、ギフト造花から菊、百合、樒(シキビ、しきみ)、榊(サカキ)など仏花、神様用造花まで扱っています。
(有)ニューホンコン造花
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