TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

国際児童文学館

2008年05月12日 | ひとりごと
大阪府の吹田市にある国際児童文学館の廃止が決まったが反対の署名がたくさん
知事に寄せられていると新聞に載っていた。
大阪府の赤字対策の一環として大阪府立の施設の廃止が検討されていたが、
国際児童文学館は廃止される施設の9施設のうちのひとつに決定してしまった。
資料は大阪府立中央図書館に収められるそうだが、全部入りきらないので整理されるらしい。
整理というのは隠れた言い方であって本を選別して廃棄するものを決めるということだ。
国際児童文学館の資料のうち、選別されて残される資料は大阪府立中央図書館に
移されるということだ。
大阪府立中央図書館には東大阪市の荒本に移転してからは1度しか行ったことがないが、
収容能力は限られていると思う。入りきらない資料は処分されてしまうのだろう。
廃棄されたら貴重な文献もまた散逸してしまうのだろう。
貴重な文化施設が廃止されていくのはとても残念だ。
予算削減の対象にされるときにはだいたいいつでも
図書館の予算だったりこのような文化的な施設の予算であることが多い。
大阪はそれでなくても文化にお金をかけないところだと思う。
文化の保護なくして子供も大人も笑えない。
あれだけの資料を一からまた収集するのは時間と労力がかかっているし、
一回廃棄してしまうと散逸してしまった資料を再収集するのは非常に難しいだろう。

コメント
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