やばい日本史 本郷和人監修 ダイヤモンド社
東大教授である作者が、歴史上の有名人の「すごい」と「やばい」点を挙げて、その人物像から歴史がざっくりとわかるような本になっていました。歴史上の有名人物の「すごい」は一般的に知られていることが多かったですが、「やばい」という観点から取り上げられている各々の人物像は今まで知らなかったことがたくさん紹介されていました。たとえば、聖徳太子の「やばい」は、上から目線で隋の皇帝をキレさせたこと、清少納言は枕草子の中で、美しい風景描写と同じくらい、すさまじい他人の悪口が書かれていると記載されていました。武田信玄がイケメンにめっぽう弱かった話や千利休が美意識が高すぎていじわるだった話、松尾芭蕉が武将オタクだった話、葛飾北斎は人のいうことは聞かなかったそうで、お金にもルーズだったこと、家はゴミ屋敷だったとか、絵の天才だった北斎は、絵以外のことはまるでダメな人だった話などなど、子供向けの世界の伝記にはあまり載ってないような裏の人物像がおもしろおかしく紹介されている人物伝でした。
東大教授である作者が、歴史上の有名人の「すごい」と「やばい」点を挙げて、その人物像から歴史がざっくりとわかるような本になっていました。歴史上の有名人物の「すごい」は一般的に知られていることが多かったですが、「やばい」という観点から取り上げられている各々の人物像は今まで知らなかったことがたくさん紹介されていました。たとえば、聖徳太子の「やばい」は、上から目線で隋の皇帝をキレさせたこと、清少納言は枕草子の中で、美しい風景描写と同じくらい、すさまじい他人の悪口が書かれていると記載されていました。武田信玄がイケメンにめっぽう弱かった話や千利休が美意識が高すぎていじわるだった話、松尾芭蕉が武将オタクだった話、葛飾北斎は人のいうことは聞かなかったそうで、お金にもルーズだったこと、家はゴミ屋敷だったとか、絵の天才だった北斎は、絵以外のことはまるでダメな人だった話などなど、子供向けの世界の伝記にはあまり載ってないような裏の人物像がおもしろおかしく紹介されている人物伝でした。