先週金曜日に職場の展示棚の展示替えをしました。今回は大きな木のところにいる鳥や動物たちがメインの展示にしたかったので、鳥やふくろうやうさぎのペーパークラフトを作ってみました。少し時間が掛かりましたが、不器用な私でも簡単に作ることができました。文章も少し入れて作り置きしていたハロウィンのかぼちゃなどと一緒に飾ってみました。
昨日、放送されていたドラマ『少年寅次郎』を録画しておいたのを先ほど見ました。映画「男はつらいよ」の山田洋次監督が寅さんの少年時代を綴った小説のドラマ化作品。車寅次郎の独特の人柄の基礎となっていると思われるような少年時代の秘話が優しいタッチで描かれていました。育ての親のお母さんや周りの人々や仲間たちの愛情にいっぱい包まれながら腕白少年寅次郎が育って行く姿が描かれていました。今年公開される寅さんの新作映画も楽しみですが、この少年時代を描いたドラマも楽しいドラマになっていました。
ドラマ『まだ結婚できない男』を見ています。偏屈で独善的で皮肉屋の５３歳の建築家桑野信介（阿部寛さん）の独身を謳歌している様を描いているドラマですが、桑野の独特な人柄と周りの人々との係わりがおもしろおかしく描かれていました。第１話で、有名な建築家の桑野の悪口を書いているやっくんのサイトを訴えたというお話で、グーグルで桑野本人が桑野信介で検索していてこの悪口ブログが何位か毎日確かめるといったシーンがありました。人気があるよく見られている記事から上から順番に出てくるんだなあと思いました。桑野が自分の名前を検索するといったシーンでは、桑野のような有名人だったらご本人の記事がたくさん出てくるんだということなんですね。１度は大概の方々は、自分の名前を検索サイトに入力して何が出てくるかを誰でも試しているようです。だいぶん前に職場で話題になったときにその場に居合わした方々は全員試しておられましたよ。私もやってみたことがあって、自分の場合は、有名人ではないので、自分の名前を入れても自分の記事はひとつも出てきませんが、自分と同じ名前の方々が日本中に何人かおられたということに気が付きました。第２話では、桑野が建築事務所の仲間たちに勝手に婚活アプリを入れられたとかで間違って警察につかまったりするシーンがありました。最近は、婚活アプリとかが流行っているのですね。毎回、いろいろなことが起こり、おもしろいドラマです。１３年前に前作の『結婚できない男』というドラマが放送されていたそうですが、私は見たことがありませんでした。そのときの年齢は４０歳くらいだったとしたら、今のドラマでは５３歳という設定で、さらに独身を謳歌して年季が入っている主人公だったのですね。好きなシューベルトの曲を楽しんだり、流しソーメンを自宅で一人で楽しんだりと優雅に毎日を過ごしている主人公の生き方に、少し元気をもらえそうです。少し前の日本の現状に比べたら、今の日本では慣習や偏見に捕らわれない生き方が尊重されつつあり、生きやすく暮らしやすくなってきているのではないのだろうかと思いながらこのドラマを楽しく見ています。今後の展開が楽しみなドラマになりそうです。
