TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

法隆寺・夢殿

2019年10月26日 | 旅日記

10月22日、法隆寺にやってきました。法隆寺は聖徳太子が建立した、飛鳥時代の姿を現在も残している世界最古の木造建築で、塔・金堂を中心とする西院伽藍と夢殿を中心とする東院伽藍があり、境内は約18万7000平方メートルの広さを誇る世界遺産に登録されているお寺です。

南大門

南大門の反対側

南大門の前に埋め込まれている鯛石は、昔、大和川の氾濫で大和盆地に洪水の被害が出ても、法隆寺の南大門から先に水は来なかったということから、魚や川の水はこの石がある所までしか来ない、つまり水害のお守りであると言われているそうです。 鯛石を踏むと水害に逢わないと言われているそうですので、踏んできました。

南大門から中門に向かって歩いて行きました。

中門前の石碑の法隆寺の字は平山郁夫さんの字でした。右が中門で左奥に見えるのが五重塔です。

中門の柱もエンタシスの柱でした。

中門の右側にある金剛力士像の大きく口を広げた阿形像

 

こちらは口を閉じた吽形像

拝観料を支払ってお寺の中に入りました。

五重塔と金堂

五重塔の相輪には鎌が付けられていました。

五重塔の支柱に施されていた力士像

金堂の南西角の支柱に施された降龍を撮影

金堂は西院伽藍の中でも最も古い建築物です。本尊・釈迦三尊像などの仏像が安置されていました。

大講堂

鏡池の前にあった手洗所

正岡子規の「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」の句碑と鏡池

鏡池

大宝蔵院

大宝蔵院の建物のこの字は榊莫山さんの字だそうです。大宝蔵院では百済観音像や玉虫厨子が置かれていました。

東院伽藍から夢殿がある西院伽藍までは結構遠かったです。

東院伽藍の夢殿まで歩いてきました。

八角円堂の夢殿

この日より公開されていた救世観音像は夢殿の中に安置されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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力を込めて

2019年10月26日 | ひとりごと

昨日、母が入院している病室に出向き、母の手を握っていました。右手は私、左手は父が握っていました。昔、子供の頃、琵琶湖の松原水泳場に泳ぎに行ったときに3人で浅瀬を遠くまでしっかり手をつないで歩いたときのことを昨日も思い出しました。あのときと同じだねと思いました。右手を握ると、母はいつもより力強く握り返してくれていました。力を込めて握り返してくれたそのぬくもりとその力強さが、なんだかとても嬉しくて母らしいなあと思いました。それだけで、すべてが伝わるような握り方でした。言葉を介していなくても、以心伝心ということはあるのだと実感します。母が病室でも見せてくれている力強さはきっと忘れないでしょう。いつもお世話になっている看護師の方が、もうひとつの椅子を持ってきてくださいました。いつもその方が夜勤のときは、いつも持ってきてくださいます。些細なことにもよく気付いてくださる優しい方です。今日は土曜日ですが、仕事日です。昨日の母の容態を見て、今日は仕事に行くことにしました。今日も1日仕事頑張ってこようと朝から気合を入れています。

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