TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

大阪インフィオラータ2021

2021年12月22日 | 旅日記

12月21日の午前中、御堂筋まで自転車で向かいました。花びらで描かれたアート作品が御堂筋のビル前で展示されている催し・大阪インフィオラータ2021を見てきました。今年は5か所で開催されていますが、そのうちの4か所の花びらで描かれたアート作品を見ることができました。

心斎橋の日航ホテル前にて

上の写真は前日に製作されていたときの写真です。

HPに前の日の20日から開催されていると書かれていたので、20日の午後、堺筋本町まで買い物に行った帰りに御堂筋までそれほ遠くないので寄ってみたら一生懸命制作されていた最中でした。あくる日、心斎橋まで用事があってこの日再度訪れて完成された作品を見ることができました。

 

 

 

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ドラマの最終回を見て

2021年12月22日 | ひとりごと

見ていた秋ドラマが最終回まで見終え、それぞれのドラマの感想を記載しています。

私が見ていたドラマは、「日本沈没」と「最愛」と「婚姻届けに判を捺しただけですが」でした。

「日本沈没」はだいぶん前に書かれていた小松左京さんの小説のテレビドラマ作品でした。小説は昔読んだことがありました。このドラマは、この小説を現代向きにアレンジしたドラマで、日本が沈没するという大きなテーマを基に、本当にありそうなシチュエーションもいっぱい出てきていて、いろいろなシーンで考えさせられたことも多かったように思います。戦争や迫害などで自国を脱出しないといけなくなった方々の気持ちがこの日本沈没のドラマを見て、以前よりよく理解できたように思います。日本という国がなくなることを考えたことがなかったけれど、日本という国の存在に守られてきたものもたくさんあったということを再考しました。自国がなくなることが自分の身に降り掛かって来ることがないとは言えないと思いながら見終えたドラマでした。

「最愛」は最終回で事件の謎を解くカギが弁護士の加瀬(井浦新さん)だったのが描かれていましたね。このドラマではそれぞれの人々にとって何が最愛の対象になっていたかというのがテーマだったのねと思いました。加瀬が守り続けた梨央(吉高由里子さん)と優(高橋優哉さん)に、「法律で守れないものもある」「二人には一転の曇りのない人生を送ってほしい」と大輝(松下洸平さん)に最後に告げて去って行ったときの言葉や大輝が梨央に語っていた「笑顔でいてくれたらただそれだけでいい」と告げていた言葉がとても印象に残りました。加瀬と大輝にとって最愛の梨央とその弟優をそっと見守り続けてきた男の人たちの本当の優しさや温かさが光っていたドラマでもあったように思いました。人と人とを繋げているのはこういう目に見えないけれど心の奥深くにいつも持っているような静かだけれどものすごく熱い感情なのかもしれないと思いました。このドラマでは、それぞれの登場している人々にとっての最愛がその人にとっての事件や物事に遭遇したのを機会にその対象が何に対してだったのかということを気付かせ、最後にはなんらかの形にして具象化するまでの道のりが描かれていたようにも思いました。法律の中では守れないものや法律上では救われないものも確かに存在しているというこの世の現実を弁護士加瀬に代弁させていたかのように現代の世の中の不条理さをも描かれていたようにも思いました。加瀬さんは最後の最後でこのドラマでの一番のいいところ全部持って潔く去って行かれたような気がしました。

余談ですが、最後のシーンで一瞬だけカケスが出てきましたが、あのシーンは、何か意味があったのかなあなどと思いながら見終えました。

「婚姻届けに判を捺しただけですが」は偽装結婚した夫婦大加戸明葉(清野菜名さん)と百瀬柊(坂口健太郎さん)の関係が少しずつ変化して行く様が描かれていたドラマでした。明葉と百瀬の二人の関係が微妙に変化して行く様子を見ていたらほのぼのした気分になれたシーンもたくさんありました。最終回、明葉と百瀬が両思いだと分かってからも、明葉と百瀬の考えることが違っていたり、二人の間の距離感が埋まらなかったり、接近して行ったりしていたシーンがありました。気持ちを確かめ合ってもすんなりと前に進んで行けなかった微妙な二人が、結婚することや夫婦になることとは何だろうかとふと考えていたシーンが出てきてました。生活してきた歴史や考え方や暮らし方が違う明葉と百瀬が、結局、その答えに辿り着けないけれど、いろいろな夫婦のかたちがあっていいいのであって、自分たちの自分なりの夫婦になったらいいんだと最後の最後はハッピーエンドになりました。なんか最終回までものすごくごちゃごちゃとしていた展開だなあと思いましたけれど、明葉たちの周りの人々もそれぞれハッピーエンドになっていて、楽しく見終えたドラマでした。

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